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J-GLOBAL ID：201102211733239337   整理番号：11A1314301

日本とドイツの森林イメージ-伝統的林業地域の事例から-

著者 (1件)： 上田裕文 (札幌市大 デザイン)
資料名： 北方林業  (Northern Forestry, Japan)
巻： 63  号： 8  ページ： 229-232  発行年： 2011年08月01日 
JST資料番号： Y0115A  ISSN： 0388-8045  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 前稿で紹介した国有林地域の調査事例に続くものである。対象地はバーデン・ビュルテンベルク州フォルバッハと吉野林業地域の中心地の川上村で,共に500年以上の林業の歴史,針葉樹人工林,筏組合の歴史,等々の共通点がある。両地の住民約50名ずつに,森林イメージ・森林利用・地域に対する森林価値・個人にとっての森林価値について面接調査した。フォルバッハでは,利用のほとんどが余暇・燃料・林産物の3大利用法であったが,川上村では林産物と燃料が多く,林業,余暇が続いた。地域の森林価値に関しては,フォルバッハでは林業と空気(健康)が2大回答であったが,川上村では林業,地域アイデンティティ,それに水が続き,空気の回答はほとんど無く,森林利用と森林の価値が結びつかない傾向が見られた。

シソーラス用語： 事例研究 ,  日本 ,  ドイツ連邦共和国 ,  *林業 ,  *森林 ,  森林計画 ,  *知覚 ,  現地調査 ,  面接調査 ,  価値観 ,  *研究 ,  森林管理 ,  *産業
準シソーラス用語： 森林利用 ,  *イメージ ,  *比較研究

分類 (1件)： 林業一般  (FF01010M)

引用文献 (3件)：

• カールハーゼル(1996)森が語るドイツの歴史,築地書館,280p
• 上田裕文(2009),日独の林業地域における住民の地域像の比較一ドイツ・フォルバッハと奈良県川上村の事例分析一,農村計画学会誌27巻,pp293-298
• Ueda, H.(2010), The lmage of the Forest, Suedwestdeut-scher Verlag fuer Hochschulschriften, Saarbruecken, 300p

タイトルに関連する用語 (6件)： 日本 ,  ドイツ ,  森林 ,  イメージ ,  林業 ,  地域