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J-GLOBAL ID：201102212112007617   整理番号：11A1038392

酸化還元反応によるCePO₄:Tbにおける定量的ルミネセンススイッチング

Quantitative Luminescence Switching in CePO₄:Tb by Redox Reactions

著者 (2件)： KITSUDA Mami (Keio Univ., Yokohama, JPN) ,  FUJIHARA Shinobu (Keio Univ., Yokohama, JPN)
資料名： Journal of Physical Chemistry C  (Journal of Physical Chemistry C)
巻： 115  号： 17  ページ： 8808-8815  発行年： 2011年05月05日 
JST資料番号： W1877A  ISSN： 1932-7447  CODEN： JPCCCK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 液相反応により,ナノロッド様CePO₄:Tb³⁺粒子を合成し,酸化還元反応(酸化剤:KMnO₄,還元剤:L(+)-アスコルビン酸)による光ルミネセンス(PL)スイッチング挙動を調べた。X線回折,X線光電子分光法および透過型電子顕微鏡により,CePO₄:Tb³⁺の酸化に続いて,Ce³⁺/Ce⁴⁺原子価変化が生じ,粒子表面上でわずかな構造損傷が生じることが判明した。CePO₄:Tb³⁺の酸化と還元はPL強度の指数的変化をもたらしたが,CePO₄:Tb³⁺中のCe⁴⁺量に関係する励起および発光カットオフによって説明できた。PLスイッチングが定量的,可逆的および再現性があり,酸化還元検出材料としての有用性を示した。

シソーラス用語： *リン酸塩 ,  *セリウム化合物 ,  *テルビウム ,  酸化還元反応 ,  X線光電子分光法 ,  スイッチング ,  カリウム化合物 ,  過マンガン酸塩 ,  *光ルミネセンス ,  ナノロッド ,  ナノ粒子 ,  結晶構造 ,  吸着等温式 ,  反射スペクトル ,  励起 ,  ラクトン ,  第二アルコール ,  ポリオール ,  過マンガン酸カリウム ,  水溶性ビタミン

分類 (2件)： 無機化合物のルミネセンス  (BM08093J) ,  塩基,金属酸化物  (CD01030Z)

物質索引 (1件)： L(+)-アスコルビン酸

タイトルに関連する用語 (5件)： 酸化還元反応 ,  Tb ,  定量 ,  ルミネセンス ,  スイッチング