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J-GLOBAL ID:201102212271100709   整理番号:11A1654014

クロセチンはβ-アミロイド線維形成を阻害し,β-アミロイドオリゴマーを安定化する

Crocetin inhibits beta-amyloid fibrillization and stabilizes beta-amyloid oligomers
著者 (4件):
資料名:
巻: 414  号:ページ: 79-83  発行年: 2011年10月14日 
JST資料番号: B0118A  ISSN: 0006-291X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ペプチド,β-アミロイド(Aβ)の凝集は,Alzheimer病で見出される,特徴的な分子過程である。Aβ凝集中に,オリゴマーと線維Aβが形成し,これらの分子自己集合段階は,ADでの毒性効果発生に関わる。クロセチンは,天然カロテノイドジカルボン酸であり,各種の薬理学的効果を示し,ヒト血清アルブミンにより仲介され,Aβと共局在化する。ここで示した研究では,3種類の異なる分子経路でのAβ凝集に与えるクロセチンの影響を検討した。結果は,クロセチンが,Aβ原線維形成を阻害し,既に生じたAβ原線維を不安定化することを示した。更に,クロセチンは,Aβオリゴマーの不安定化を生じ,Aβ原線維へのそれらの変換を抑制した。この研究は,ADでのクロセチンの病理的と薬理学的関与の可能性を明らかにし,不安定なAβオリゴマーに関する現在の限定された構造研究に対するクロセチンの応用の可能性を示す。Copyright 2011 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
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カロチノイド,その他のテルペノイド  ,  神経系の疾患 
物質索引 (1件):
物質索引
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