文献
J-GLOBAL ID:201102212414355665   整理番号:11A1135140

セルロース系エネルギー作物生産の土地利用変化に伴う温室効果ガス排出

Greenhouse Gas Emissions by Land Use Change for Cellulosic Energy Crop Production
著者 (5件):
資料名:
巻: 90  号:ページ: 562-568 (J-STAGE)  発行年: 2011年 
JST資料番号: F0217A  ISSN: 0916-8753  CODEN: JJIECE  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
本研究においては,セルロース系エネルギー作物生産の土地利用変化に伴う温室効果ガス排出量を推定した。その結果,多収量草本系植物及び早成樹植物の土地利用変化に伴う温室効果ガス排出量は,5.3~10.4g-CO2/MJと推計され,最大の温室効果ガス排出量はガソリンの温室効果ガス排出量の約13%に相当していた。従来の研究報告では,セルロース系バイオマスを原料にしたバイオエタノール生産においては,栽培から消費までの温室効果ガス排出量はガソリンの約30%以下であった。本研究で考慮した土地利用変化に伴う温室効果ガス排出量を考慮しても,ガソリン比で50%以下になる可能性が示唆された。さらに,本研究では基準を満たすための土地利用変化前の炭素ストック量の条件を示した。東南アジア地域の草地・灌木地における炭素ストック量の調査事例では基準を満たせないケースがあることが示唆された。したがって,エネルギー作物栽培を検討する際には,これらの条件を満たすような炭素ストックを有する土地の選択及び作物栽培及び土壌管理が望まれる。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
生物燃料及び廃棄物燃料  ,  エネルギー利用と環境との関係 
引用文献 (34件):
  • 1)バイオ燃料技術革新協議会,バイオ燃料革新計画,平成20年3月
  • 2)資源エネルギー庁,エネルギー基本計画,平成22年6月
  • 3)Gitay, H. et al., Climate change and biodiversity. Intergovernmental Panel on Climate Change, Geneva, April 2002. IPCC Technical Paper V, pp. 77
  • 4)Chapin III, F. S. et al, Nature, 405, 234-242(2000)
  • 5)Haines-Young, R., Land Use Pol., 26(S1), S178- S186(2009)
もっと見る
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る