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J-GLOBAL ID:201102212459953598   整理番号:11A1445484

カシノナガキクイムシに加害されたコナラ(Quercus serrata)木部のエチレン生成と道管内のチロース形成

Ethylene production from xylem and tylose formation in earlywood vessels of ambrosia beetle-attacked stems in Quercus serrata trees
著者 (4件):
資料名:
巻: 15  号:ページ: 89-96  発行年: 2011年07月31日 
JST資料番号: L4308A  ISSN: 1344-0268  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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カシノナガキクイムシ(Platypus quercivorus)の加害を受けたコナラ(Quercus serrata)成木,および健全な個体の木部におけるエチレン生成と道管内のチロース形成を比較した。カシノナガキクイムシの加害にはナラ菌(Raffaelea quercivora)の感染がともなっていた。加害を受けた後も生存していた個体では,当年生の木部からの多量のエチレン放出が確認された。これに対し健全な個体,および加害後に枯死した個体からのエチレン生成量は少なかった。昆虫の加害は,多くが樹幹の基部に集中していた。加害後に生存していた個体の道管の多くはチロースによって閉塞されていた。エチレン生成は当年生の木部で顕著であったが,内部の辺材部位,あるいは心材外周の移行材の部位では少なかった。エチレン生成の多かった生存個体では,道管内にナラ菌の菌糸の蔓延も確認した。当年生木部における活発なエチレンの生成は,コナラのナラ菌感染に対する防御反応に関係しているものと予想された。(著者抄録)
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