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J-GLOBAL ID:201102213240496902   整理番号:11A1282140

D-ガラクトースで誘導した老齢ラットの血清,心臓,および腎臓におけるホエー蛋白質加水分解物の抗酸化作用

Antioxidative Effect of Whey Protein Hydrolysates in Serum, Heart and Kidney of D-galactose-induced Aging Rats
著者 (3件):
資料名:
巻: 31  号:ページ: 238-242  発行年: 2010年 
JST資料番号: C2151A  ISSN: 1002-6630  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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D-ガラクトース(D-gal)で誘導した老齢ラットに及ぼすホエー蛋白質分離物(WPI)水分解物の抗酸化作用を研究した。ラットを,対照群,D-galモデル群,非加水分解物WPIで処理したD-gal誘導ラット,低,中,および高投与量でのWPI水解物で処理したD-gal誘導ラット,および正群としてアスコルビン酸で処理したD-gal誘導ラットを含む7つの群に分割した。実験期間は45日間続いた。ラットにおけるスーパーオキシドジスムターゼ(SOD),グルタチオンペルオキシダーゼ(GSH-Px),および水素ペルオキシダーゼ(CAT)を含む抗酸化酵素システムに及ぼすWPI加水分解物の効果を評価し,そして,マロンジアルデヒド(MDA)の含有量を測定した。結果は,3つの投与量レベルでのWPI加水分解物は,SODおよびGSH-Px活性を著しく増加し,同時に,血清,心臓,および腎組織におけるMDA含有量を減少したことを示した。また,処理ラットの肝組織におけるCAT活性も改善した(P<0.05)。さらに,200mg/kg bwの投与量でのWPI加水分解物で処理したラットにおいて,より高いSOD活性を観察した。負の対照と比較して,高用量でのWPI加水分解物で処理したラットの血清におけるSOD活性は,29.2%増加した。高用量でのWPI加水分解物処理とアスコルビン酸の正対照の間の腎臓におけるGSH-Px活性と,肝臓におけるCAT活性の著しい差異は全く観察されなかった(P>0.05)。対照的に,負の対照と比較して,100mg/kg bwの投与量でのWP加I水分解物で処理したラットにおけるMDA含有量は心臓において38.6%減少した。従って,WPI加水分解物は抗酸化酵素システムにおける活性の増加のため,ラットの加齢プロセスを遅らせた。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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分類 (1件):
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蛋白質・ペプチド一般 

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