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J-GLOBAL ID：201102214279623460   整理番号：11A1585883

Zr₇₀Ni₁₆Cu₆Al₈バルク金属ガラスの引張塑性変形機構

Mechanisms of Tensile Plastic Deformation in Zr₇₀Ni₁₆Cu₆Al₈ Bulk Metallic Glass

著者 (6件)： 徳永仁夫 (宇部工業高等専門学校機械工学科) ,  小山順平 (宇部工業高等専門学校機械工学科) ,  藤田和孝 (宇部工業高等専門学校機械工学科) ,  横山嘉彦 (東北大学金属材料研究所) ,  山崎徹 (兵庫県立大学大学院工学研究科) ,  井上明久 (東北大学)
資料名： 日本金属学会誌  (Journal of the Japan Institute of Metals and Materials)
巻： 75  号： 10  ページ： 569-574 (J-STAGE)  発行年： 2011年 
JST資料番号： G0023A  ISSN： 0021-4876  CODEN： NIKGAV  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： バルク金属ガラス(BMG)は引張負荷の下でほとんど塑性変形を示さず脆性的に破壊するため,幅広い分野への応用を図る上でその改善は重要な課題である。Zr₇₀Ni₁₆Cu₆Al₈ BMGの引張塑性変形機構を高速度ビデオカメラを用いて観察し,せん断帯形成過程や引張塑性変形へのせん断帯の寄与について検討した。引張塑性変形は,負荷荷重の最大値付近で複数のせん断帯が形成される過程,および単一の主せん断帯が形成されこれに沿ったすべり変形が進行する過程によって構成されていた。ひずみ速度10^-4~10^-1s^-1の試験後の破面には,すべり変形の起点部に存在する無特徴な領域およびBMG特有の破面様相であるベインパターンに覆われた領域の2つの領域が観察された。

シソーラス用語： *非晶質合金 ,  ジルコニウム合金 ,  ニッケル含有合金 ,  銅含有合金 ,  アルミニウム含有合金 ,  *機械的性質 ,  塑性変形 ,  成形性 ,  引張変形 ,  高速度カメラ ,  ビデオカメラ ,  その場観察 ,  剪断帯 ,  歪速度 ,  速度依存性 ,  破面 ,  亀裂発生 ,  亀裂伝搬 ,  過冷却液体 ,  亜共析鋼 ,  走査電子顕微鏡 ,  応力歪曲線 ,  応力歪特性 ,  粘度 ,  機構 ,  バルク金属ガラス ,  滑り変形 ,  変形機構 ,  *性質 ,  曲線 ,  線 ,  特性 ,  係数 ,  輸送係数 ,  度

分類 (1件)： 機械的性質  (WB02030U)

引用文献 (9件)：

• 1) J. J. Lewandowski and A. L. Greer: Nature Materials 5(2006) 15-18.
• 2) A. Shirota, H. Tokunaga, K. Fujita, Y. Yokoyama, H. Kimura and A. Inoue: J. Japan Inst. Metals 72(2008) 722-727.
• 3) S. X. Song, X.-L. Wang and T. G. Nieh: Scr. Mater. 62(2010) 847-850.
• 4) S. X. Song and T. G. Nieh: Intermetallics 17(2009) 762-767.
• 5) H. Tokunaga, Y. Nitta, A. Shirota, K. Fujita, Y. Yokoyama, T. Yamasaki and A. Inoue: J. Japan Inst. Metals 73(2009) 919-923.

タイトルに関連する用語 (3件)： バルク金属ガラス ,  引張 ,  塑性変形機構