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J-GLOBAL ID:201102214345439293   整理番号:11A0994210

梁端接合部の最大曲げ耐力が変形能力に及ぼす影響-塑性歪履歴を受ける鋼構造柱梁溶接接合部の変形能力 その1-

EFFECT OF ULTIMATE FLEXURAL STRENGTH OF BEAM END CONNECTION ON DEFORMATION CAPACITY: Deformation capacity of welded beam-to-column connection subjected to repeated plastic strain: Part 1
著者 (6件):
資料名:
号: 664  ページ: 1135-1142  発行年: 2011年06月30日 
JST資料番号: F0393B  ISSN: 1340-4202  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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長周期地震動のように継続時間が長い地震動を受ける鋼構造建物は,比較的小さな振幅による多数回繰返し塑性変形に対する変形能力が問題となる。当研究ではこのような場合にも対応した柱梁溶接接合部の変形能力を評価することを目的とし,累積塑性変形倍率とサイクル数を主な評価指標と考えた。また当研究では,一定振幅繰返し載荷実験を手始めに,溶接部の破壊に大きく影響すると考えられるパラメータと,塑性変形能力を結びつけた評価方法の構築を目的とした。柱鋼管壁の面外変形に起因する梁端接合部の最大曲げ耐力の相違をパラメータとし,その影響を調べるために490N級の鋼梁を用いて実験を行い,梁フランジ溶接部の破断までの変形能力とその原因となる亀裂進展との関係を調べた。また,梁フランジ溶接部に生じる亀裂進展状況を調べ,数値解析もまじえて亀裂発生に関わる応力と歪状態についても比較し,変形能力との関係を分析した。
シソーラス用語:
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分類 (1件):
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金属構造 
引用文献 (15件):
  • 1) 吹田啓一郎,北村有希子,五藤友規,岩田知孝,釜江克宏:高度成長期に建設された超高層建物の長周期地震動に対する応答特性(想定南海トラフ地震の関西地域における予測波を用いた検討),日本建築学会構造系論文集,第611号,pp.56-61,2007.1
  • 2) 山田祥平,北村有希子,吹田啓一郎,中島正愛:初期超高層ビル柱梁接合部の実大実験による耐震性能の検証,日本建築学会構造系論文集,第73巻,第623号,pp.119-126,2008.1
  • 3) 吹田啓一郎,北村有希子,橋田勇生:初期超高層建物柱梁接合部が保有する変形性能と接合部改良効果の検証,日本建築学会構造系論文集,第74巻,第636号,pp.367-374,2009.2
  • 4) 大熊武司,中込忠男,小川秀雄,村井正敏,上遠野明夫,河合良道,久保田一男,津下一英,下村祥一,竹田篤司,相馬雅彦,加藤貴志,岩田衛:鋼構造柱梁溶接接合部の累積疲労損傷に関する実験的研究,その1~その12,日本建築学会大会学術講演梗概集C,構造II,pp.1145-1148,1993.9,pp.1429-1432,1994.9,pp.559-562,1995.8 同C-1,構造III,pp.647-648,1996.9,pp.363-364,1997.9,pp.439-440,1998.9,pp.613-616,1999.9,pp.707-708,2000,9
  • 5) 小川秀雄 , 大熊武司 , 中込忠男:大型試験体を用いた両振り一定振幅載荷の疲労強度 : 鋼構造柱梁溶接接合部の累積疲労損傷評価 その1, 日本建築学会構造系論文集,第535号,pp.149-156, 2000.9
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