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J-GLOBAL ID:201102214468224437   整理番号:11A0790846

植物において反応性カルボニル類の無害化に関与するNADPH依存レダクターゼ類

NADPH-dependent Reductases Involved in the Detoxification of Reactive Carbonyls in Plants
著者 (5件):
資料名:
巻: 286  号:ページ: 6999-7009  発行年: 2011年03月04日 
JST資料番号: E0038A  ISSN: 0021-9258  CODEN: JBCHA3  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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植物はストレスを受けると蛋白質や脂質類に傷害を与える活性酸素種類を生成するので,活性酸素種である反応性カルボニル類特に脂質の過酸化によって生成するα,β不飽和カルボニル類は,細胞のホメオスタシスを維持するために除去する必要がある。植物における反応性カルボニル類のNADPHに依存する無害化,および関与する酵素系について調べた。アクロレインをα,β不飽和カルボニル類のモデルとして用いて,キュウリの葉からNADPH依存アクロレイン還元酵素を精製し,この酵素をα,β不飽和結合の還元を触媒するアルケナル/オン オキシドレダクターゼ(AOR)として同定した。AOR類をコードするcDNAのクローニングは,キュウリが葉緑体とサイトゾルに二つの異なるAOR類を含むことを明らかにした。キュウリのAOR類の相同体はアラビドプシスを含む種々の植物に存在し,系統発生化石の結果,これらのAOR類はAOR類の新規のクラスに属し,α,β不飽和アルデヒド類よりα,β不飽和ケトン類を選択的に還元することがわかった。これらの結果は,異なるクラスのNADPH依存レダクターゼ類が協同的に反応性カルボニルの無害化に貢献していることを示した。
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分類 (3件):
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物質の代謝  ,  酵素一般  ,  分子遺伝学一般 

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