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J-GLOBAL ID：201102214730688270   整理番号：11A1079554

日本の房総半島では環境因子と対策の両方が水田に対する野生イノシシの被害に効果を上げている

Both environmental factors and countermeasures affect wild boar damage to rice paddies in Boso Peninsula, Japan

著者 (4件)： SAITO Masayuki (National Agricultural Res. Center, National Agricultural and Food Res. Organization, 3-1-1 Kannondai, Tsukuba-shi ...) ,  SAITO Masayuki (Graduate School of Environment and Information Sciences, Yokohama National Univ., 79-7 Tokiwadai, Hodogaya-ku ...) ,  MOMOSE Hiroshi (National Agricultural Res. Center, National Agricultural and Food Res. Organization, 3-1-1 Kannondai, Tsukuba-shi ...) ,  MIHIRA Tosaku (Southern Prefectural Horticulture Inst., Chiba Prefectural Agriculture and Forestry Res. Center, 1762 Yamamoto ...)
資料名： Crop Protection  (Crop Protection)
巻： 30  号： 8  ページ： 1048-1054  発行年： 2011年08月 
JST資料番号： H0443A  ISSN： 0261-2194  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 日本ではイノシシ(Sus scrofa Linnaeus,1758)の群れとそれらによる作物被害の報告が増大している。損害管理のための戦略を考慮する中では,被害に影響する環境因子と対策の両方を定量化する必要がある。房総半島での1540か所の水田での野生イノシシによる被害を調査した。森林の縁,河川および集落からの距離,;地上開放度;および人口密度の環境因子はGISで入手した。対策としては除草と防御壁の実施状況を記録した。Bayes推定を用いて損害予測のための累積ロジットモデルを構築し,逸脱情報基準により環境因子と対策の同時評価の重要性を評価した。環境因子と対策の両方を組合わせた最良モデルは,被害予測にとってその両方が重要であることを示唆している。それは,水田周辺の除草,通電柵および波状鉄板柵がイノシシ被害を低減するのに有効なことを示している。被害リスクは,森林縁および河川からの距離,地上開放度およびヒトの人口密度が低い値ほどまた道路からの距離が高い値ほど被害リスクは増大した。これらの環境因子により被害低減のために対策が導入できる高リスクな耕作地を特定することができる。Copyright 2011 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： 水田 ,  電流発生 ,  *イノシシ ,  ロジットモデル ,  植物被害 ,  Bayes推定 ,  *鳥獣害 ,  地理情報システム ,  千葉県 ,  人口密度 ,  *対策 ,  依存性 ,  因子 ,  下刈り ,  有害生物防除 ,  有害動物 ,  防護柵 ,  環境因子 ,  距離依存性 ,  作物被害 ,  通電 ,  房総半島 ,  ヨーロッパイノシシ ,  交通モデル
準シソーラス用語： Sus scrofa ,  害獣

分類 (2件)： 有害動物による植物被害一般  (FC04071D) ,  動物に対する影響  (EE04040K)

タイトルに関連する用語 (7件)： 日本 ,  房総半島 ,  環境因子 ,  対策 ,  水田 ,  イノシシ ,  被害