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J-GLOBAL ID:201102215653916864   整理番号:11A0984808

棒状炭酸カルシウム粒子上に堆積したPMMAの薄膜シェルのガラス転移特性

Glass transition properties of PMMA thin shells deposited on rodlike calcium carbonate particles
著者 (7件):
資料名:
巻: 43  号:ページ: 464-470  発行年: 2011年05月 
JST資料番号: F0612A  ISSN: 0032-3896  CODEN: POLJB8  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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炭酸カルシウムのコアと薄いポリメタクリル酸メチル(PMMA)のシェルから成る棒状カプセルを合成した。シェルの厚さdは8から93nmの範囲であり,高分子シェルの架橋度Xcは0から7.0wt%であった;ここでXcは架橋単量体(エチレングリコールジメタクリレート)の質量含量で定義される。高分子薄膜シェルのガラス転移温度Tg,およびガラス転移温度における動的不均一性に対する長さスケールξ(Tg)を,温度変調示差走査熱量計により評価した。充填シェルおよび空のシェルの両者に対して,dが約20nmより大きい場合にはTgはバルクの値と変わらないことが認められた。最も薄い非架橋シェル(d=8nm)は,バルクの値より低いTgを示した。ξ(Tg)に関して,非架橋充填シェルに対してはdに対する明らかな依存性は観測されなかった。ξ(Tg)とTgの間の相関もまた明らかになり,協同的に再配列する領域の概念で説明された。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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高分子固体の構造と形態学 

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