抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
ランドスケープでは,つくり方のプロセスの近代化のためには,デザインリテラシーの蓄積が意識されている。ランドスケープは,科学的な意味で環境の視覚的発現形とされ,実像としての風景とは別次元との認識が,環境情報技術援用の際のリテラシーの大前提である。ユーザーインターフェースの進化は,すべてのランドスケープアーキテクトに,スケール横断的な視点を基本的なデザインリテラシーとして具備する環境条件を整え,自覚する契機を与えた。原生の自然(一次自然),人に都合の良いように馴致された自然(二次自然)と異なる極めて人工的環境内の装置的自然は「次の自然」と呼ぶことができる。短期間で変化する自然動態にまかせる部分が存在するほうが,都市風景は豊かになる。ランドスケープのデザインリテラシーが,環境テクノロジーの進化で,拡張される可能性を潜んでいると思われる。