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J-GLOBAL ID：201102217392135870   整理番号：11A0295298

塩酸処理ポリウレタンフォームを用いるクロム(VI)の固相抽出

Solid-Phase Extraction of Chromium(VI) by Polyurethane Foam Treated with Hydrochloric Acid

著者 (6件)： 南澤宏明 (日本大学生産工学部教養・基礎科学系) ,  水島健人 (日本大学生産工学研究科応用分子化学専攻博士前期課程) ,  朝本紘充 (日本大学生産工学部教養・基礎科学系) ,  南澤麿優覧 (東京医薬専門学校生命工学科) ,  斎藤和憲 (日本大学生産工学部応用分子化学科) ,  中釜達朗 (日本大学生産工学部応用分子化学科)
資料名： 分析化学
巻： 59  号： 12  ページ： 1163-1167 (J-STAGE)  発行年： 2010年 
JST資料番号： F0008A  ISSN： 0525-1931  CODEN： BNSKAK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 誘導結合高周波プラズマ発光分析(ICP-AES)による水試料中の痕跡量クロム(VI)の定量における予備濃縮法として,塩酸処理ポリウレタンフォーム(HCl-PUF)吸着剤を用いた固相抽出を研究した。HCl-PUFによるCr(VI)の吸着及び脱着条件を検討し,水溶液からのCr(VI)の吸着にはFreundlich吸着等温式に適合したpH範囲3.0~8.0を選択し,脱着には3.0mol/dm³硝酸による溶離を適用した。本法による水道水及び溜池水に添加したCr(VI)の回収実験結果は良好であった。

シソーラス用語： *ICP-AES分析 ,  *水試料 ,  *六価クロム ,  *固相抽出 ,  *吸着剤 ,  *ポリウレタン ,  発泡プラスチック ,  塩酸 ,  吸着等温式 ,  痕跡量成分 ,  定量分析 ,  吸着 ,  脱着 ,  最適条件 ,  測定精度 ,  pH依存性
準シソーラス用語： Freundlich吸着等温式 ,  ポリウレタンフォーム

分類 (2件)： 抽出  (CC01040H) ,  高分子固体のその他の性質  (CG02025L)

引用文献 (25件)：

• 1) M. Koroki, S. Saito, H. Hashimoto, T. Yamada, M. Aoyama : Environ. Chem. Let., 8, 59 (2010).
• 2) A. Senol : Sep. Purif. Techno., 36, 63 (2004).
• 3) 石田浩介,原田雅章 : 分析化学 (Bunseki Kagaku), 53, 1061 (2004).
• 4) 山本圭一郎,中村隆行,村上良子,佐々木義明,田頭昭二 : 分析化学 (Bunseki Kagaku), 53, 997 (2004).
• 5) 小路祥永,松田十四夫,永井外代士 : 分析化学 (Bunseki Kagaku), 36, 356 (1987).

タイトルに関連する用語 (4件)： 塩酸 ,  ポリウレタンフォーム ,  クロム ,  固相抽出