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J-GLOBAL ID:201102218288095626   整理番号:11A0172797

核表面の凍結フラックス条件を破っての地磁気の永年変化

Geomagnetic secular variation violating the frozen-flux condition at the core surface
著者 (3件):
資料名:
巻: 62  号:ページ: 693-709  発行年: 2010年 
JST資料番号: G0106B  ISSN: 1343-8832  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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筆者達は地磁気永年変化(SV)モデルから凍結フラックス条件と調和しない成分を抽出する方法を考える。この条件は通常核-マントル境界(CMB)での無拡散ラジアル誘導方程式から導出され,空間領域で陽関数的に定義される。核表面における零フラックス閉曲線の内部ではラジアルフラックス変化は存在し得ない。筆者達はこの条件について無拡散方程式のSH展開を援用しながら,球面調和関数SH領域で研究した。ある時期にSVモデルを移流および非移流成分に分離する。移流(非移流)部はSH領域で再定義された凍結フラックス条件を満足する(満足しない)。この分離は唯一性がない。本稿においてCMBにおけるラジアルSVエネルギーに関して二つの成分の直交性を仮定することにより唯一性のある分離を実行する。GRIMMやCM4などの最近の地磁気モデルから非移流成分は主にCMBにおけるラジアル地磁気場の小さな逆パッチに現れることが見いだされた。しかし,非移流の性状はこれらのパッチの外側でも観測される。核流動状態に制限を加えない場合,非移流成分の時間変化はSVモデルのものと相関はない。しかし,流動を地球自転の接線方向に制限した場合,SVモデルの時間変化は部分的に非移流となる。さらにこの流動形態において軸双極子の永年の減少は大きく非移流となる。(翻訳著者抄録)
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地球電磁気学一般 
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