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J-GLOBAL ID:201102219341296287   整理番号:11A1910590

2011年東北地方太平洋沖地震によって励起された電離層擾乱の長距離伝播

Long-distance propagation of ionospheric disturbance generated by the 2011 off the Pacific coast of Tohoku Earthquake
著者 (10件):
資料名:
巻: 63  号:ページ: 881-884  発行年: 2011年 
JST資料番号: G0106B  ISSN: 1343-8832  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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2011年3月11日05:26:23国際標準時に起きた2011年東北地方太平洋沖地震によって励起された初期電離層全電子数(TEC)擾乱の伝播を,東アジア地域における地上全地球測位システム(GPS)で調査した。地震発生後,初期電離層擾乱は子午線波フロントを形成したことが分かった。この初期電離層擾乱の4つの子午線波フロントは,日本から台湾へと南方向に約1000-1700m/sの速度で移動した。さらに本研究から,波線ベクトルが南-南西から南-南東へと,あたかも日本から台湾へと移動したかのように回転したものであることが分かった。地震時電離層擾乱の子午線伝播は,これまでの大地震後に観測されたものとも一致する。地震後,震源近傍の初期電離層擾乱は,二次元的に観測された。擾乱の指向性は,地磁気効果によって引き起こされたものである。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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地震の物理的性質  ,  電離層・熱圏 
タイトルに関連する用語 (5件):
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