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J-GLOBAL ID:201102220175511628   整理番号:11A0996654

空気/水界面における陽イオン界面活性剤混合物の吸着膜に対する特異的対イオン効果

Specific counterion effect on the adsorbed film of cationic surfactant mixtures at the air/water interface
著者 (7件):
資料名:
巻: 359  号:ページ: 189-193  発行年: 2011年07月01日 
JST資料番号: C0279A  ISSN: 0021-9797  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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対イオン効果を検討するために,ドデシルトリメチルアンモニウムブロミド(DTABr)-ドデシルトリメチルアンモニウムテトラフルオロボラート(DTABF4)混合水溶液を使用し,表面張力を測定し,次に熱力学取扱いにおいてこれらのデータを分析した。張力測定により,DTABF4の方が水の表面張力を低下させる上で効果が大きいことが示された。吸着の相図により,表面ではBF4-イオンが濃縮されているが,吸着膜中のBr-イオンの組成は理想混合基準と比較して若干高くなっていることが示された。これらは対イオンのサイズおよび分極率によって説明された。さらに,吸着膜中のDTABr-DTABF4混合物の対イオンの分布はBF4-1とHMIM+イオンとの間により強い水素結合が存在する1-ヘキシル-3-メチルイミダゾリウムブロミド(HMIMBr)-1-ヘキシル-3-メチルイミダゾリウムテトラフルオロボラート(HMIMBF4)混合物の場合と大きく異なっていた。これらの知見により,電気二重層中の対イオンの吸着は,対イオンの性質および対イオンと界面活性剤イオンとの相互作用という2つの因子に従属する可能性が高いことが示唆された。Copyright 2011 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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液-気界面  ,  脂肪族アミン・イミン・第四アンモニウム・インモニウム 
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