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J-GLOBAL ID：201102220182448850   整理番号：11A0402401

スピーチプライバシー 総論:日本におけるスピーチプライバシー

著者 (1件)： 清水寧 (東京工大)
資料名： 音響技術  (Architectural Acoustics and Noise Control)
巻： 39  号： 4  ページ： 1-6  発行年： 2010年12月31日 
JST資料番号： G0442B  ISSN： 0286-8695  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： スピーチプライバシーに関心が高まっている近年の状況,問題事例,そして防止を目的として実施されている事例を紹介し,わが国の実態について述べた。また,北米における主要な考え方と概要を紹介した。薬局,病院,オフィスにおける会話の「漏洩」や「侵害」の状況を示し,北米におけるスピーチプライバシーの主観評価(主観量),物理指標(不明瞭性),設計手法(吸音,遮音,サウンドマスキング)について説明した。わが国の実態としては,秘話性を高めることを目的とした取組みなどスピーチプライバシーの具体例と防止に向けた動きとして,調剤薬局カウンター,オープンオフィスにおける会話漏洩防止の試み,図書館におけるマスキング音を利用した音響計画を紹介した。

シソーラス用語： 建築物 ,  *音環境 ,  *建築音響 ,  方式 ,  設計 ,  *事例研究 ,  薬局 ,  病院 ,  事務室 ,  図書館 ,  明瞭度 ,  騒音 ,  *技術 ,  主観評価 ,  *保護 ,  問題 ,  マスキング
準シソーラス用語： オフィス ,  *スピーチプライバシー ,  *プライバシー保護 ,  暗騒音 ,  音響環境 ,  音響問題 ,  *事例紹介 ,  主観量 ,  調剤薬局 ,  秘話性 ,  評価手法

分類 (2件)： 建築音響  (BB03080J) ,  建築環境一般  (RB02010T)

引用文献 (16件)：

• CAVANAUGH, W. J. Speech Privacy in Buildings. J. Acoust. Soc. Am. 1962, 34, 4, 475-492
• Standard Test Method for Objective Measurement of Speech Privacy in Open Offices Using Articulation Index. ASTM E1130-02e1. 2002
• http://www.yamaha.co.jp/acoust/speechprivacy/
• 星野. 遮音性能とスピーチプライバシーの関係. 日本建築学会秋季大会2010. 2010
• 李孝珍. 診察室を想定したサウンドマスキングシステムの評価実験 その二, 騒音環境としての検討. 日本音響学会秋季研究発表会2008. 2008

タイトルに関連する用語 (3件)： スピーチ ,  プライバシー ,  日本