抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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光学式プランクトンカウンター(OPC)は短時間に正確な動物プランクトンの個体数およびサイズ測定が可能な測器である。本研究は1981年-2000年(20年間)の夏季に中央部北太平洋(180)の35N-51Nにてネット採集された試料についてOPCによる解析を行い,動物プランクトンバイオマスの緯度変化および経年変化を明らかにすることを目的として行った。バイオマスには移行領域で多い緯度変化が見られたが,経年変動は見られなかった。移行領域にて動物プランクトンバイオマス多い理由は,大型カイアシ類Neocalanus属の発育が高水温によって速くなり,大型な後期発育段階が優占したためと考えられた。(著者抄録)