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J-GLOBAL ID：201102220590794171   整理番号：11A1090626

日本のシデムシEusilpha japonicaの越冬場所

Overwintering sites of the Japanese carrion beetle Eusilpha japonica

著者 (3件)： SHIRAISHI Kyosuke (Yamagata Univ., Yamagata, JPN) ,  SUMITOMO Hiroyuki (Yamagata Univ., Yamagata, JPN) ,  HIROTA Tadao (Yamagata Univ., Yamagata, JPN)
資料名： Applied Entomology and Zoology  (Applied Entomology and Zoology)
巻： 46  号： 2  ページ： 223-228  発行年： 2011年05月 
JST資料番号： F0555A  ISSN： 0003-6862  CODEN： APEZAW  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 昆虫は越冬の成功を様々な戦略で達成しているが,長距離の移動や耐寒性の無い昆虫では越冬場所の選択が重要となっているが,それに関する研究は少ない。そこで,日本で一般的なシデムシEusilpha japonicaの越冬場所をお明らかにすることとした。2008年の3月から4月中旬に越冬シデムシを,茨城,栃木,福島,宮城,山形の109か所で調査した。生きている木から5m以内の73か所のうち,21か所で726匹見つかった。見つかった個体は全て深さ3cm以下の土中で見つかり,石の下や腐った木,生きている木でも見つからなかった。区画法により,樹冠下,アレチウリ,草地で越冬場所を調べたところ,すべt3cm以下の土中で木の近くで,木から離れるほど越冬シデムシの数は少なくなった。しかし夏の調査(2006,2007年)では,6,7月には木からの距離が遠いほど多く,8,9月ではその関係は見られなかった。

シソーラス用語： *甲虫類 ,  *越冬 ,  *生息場所 ,  日本 ,  生態 ,  現地調査 ,  *生息環境 ,  依存性 ,  距離 ,  統計的線形モデル ,  自己回帰モデル ,  確率分布 ,  生息分布 ,  茨城県 ,  栃木県 ,  福島県 ,  宮城県 ,  山形県 ,  *季節的変動
準シソーラス用語： *Eusilpha japonica ,  オオヒラタシデムシ ,  距離依存性 ,  事後分布 ,  条件付き自己回帰モデル ,  *微小生息域

分類 (1件)： 動物生態学一般  (EE03010W)

タイトルに関連する用語 (1件)： 日本