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J-GLOBAL ID：201102222913481430   整理番号：11A1608455

金沢藩の魚津の御旅屋,御宿,本陣について 金沢藩,富山藩の武士休泊施設の研究(その3)

OTA-YA, OYADO AND HONJIN IN UOZU DURING EDO-ERA: A study on lodgings used by lord in Kanazawa-han and Toyama-han (Part III)

著者 (2件)： 岡田悟 (共立女短大) ,  永井康雄 (山形大 地域教育文化)
資料名： 日本建築学会計画系論文集  (Journal of Architecture and Planning (Transactions of AIJ))
号： 668  ページ： 1959-1964  発行年： 2011年10月30日 
JST資料番号： Y0894A  ISSN： 1340-4210  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 藩政期には参勤交代や藩内巡視のため藩主が自領,もしくは,他藩を通行する際に休息,宿泊する施設が各地に設けられた。金沢富山両藩内にはこうした施設の名称として御旅屋(おたや),御宿,本陣が見られた。本研究は,歴史的資料の分析をもとに,魚津における,これらの施設の特徴を明らかにすることを目的とする。その結果,次の三つのことが明らかとなった。一つ目は,1783年以前は,多くの御宿と本陣が宿泊施設として利用されたこと,二つ目は,1783年に御宿または本陣が,御旅屋に指定されたこと,三つ目は,魚津の御旅屋の休泊用の座敷部分と御旅屋守家居家の平面配置が,東岩瀬や浦山における御旅屋と共通していることが判明した。

シソーラス用語： *石川県 ,  富山県 ,  *宿泊施設 ,  *建築史 ,  休憩 ,  平面計画 ,  絵画 ,  *資料調査 ,  独立住宅 ,  住宅取得 ,  時期 ,  居間 ,  寝室 ,  *魚津市
準シソーラス用語： 金沢藩 ,  富山藩 ,  *魚津 ,  御旅屋 ,  御宿 ,  本陣 ,  江戸時代

分類 (2件)： 住宅建築,農村建築,城  (RB05040V) ,  建築設計,建築家,建築史  (RB04000W)

引用文献 (11件)：

• 1) 魚津市史上巻、魚津市、1968
• 2) 紙谷信雄:近世魚津古地図集成、私家版、1981
• 3) 魚津市史史料編、魚津市、1982
• 4) 加越能文庫解説目録上巻、金沢市立図書館、1975
• 5) 沢泉重夫、堀内丈造(校訂):魚津古今記、魚津市教育委員会、1966

タイトルに関連する用語 (5件)： 金沢 ,  魚津 ,  富山 ,  施設 ,  研究