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J-GLOBAL ID:201102223200718738   整理番号:11A0178036

銀イオンを繰返し含浸させることができるROMP高分子系抗微生物薄膜

ROMP polymer-based antimicrobial films repeatedly chargeable with silver ions
著者 (8件):
資料名:
巻: 71  号:ページ: 195-203  発行年: 2011年02月 
JST資料番号: H0954A  ISSN: 1381-5148  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ピリジル基をペンダント基として含有する2種類のノルボルネン誘導体,5-ノルボルネン-endo-2-カルボン酸の3-(ピリジン-2-イル)プロピルエステル(1)及びN-(ピリジン-2-イルメチル)-5-ノルボルネン-endo-2,3-ジカルボキサミド(2),を合成した。第二世代のGrubbs触媒を用いて,これらの化合物からいずれも高収率でROMP(開環メタセシス重合)高分子,ポリ(1)及びポリ(2),を得た。これらの高分子の溶液にAg+イオンを添加すると,高分子-Ag+複合体,ポリ(1-Ag)及びポリ(2-Ag),が定量的に生成した。ポリ(2)及びポリ(2-Ag)の薄膜をそのDMF溶液から調製した。後者の薄膜はグラム陽性菌であるBacillus subtilis及びグラム陰性菌であるEscherichia coliに対して強い抗微生物作用を示した。また,Ag+の溶液にポリ(2)の薄膜を浸漬することによりイオンを捕捉し,表面改質薄膜[Ag/ポリ(2)]を調製することもできた。[Ag/ポリ(2)]の抗微生物活性はポリ(2-Ag)から調製した薄膜のそれと同等であった。これは溶液中のAg+イオンに対する薄膜表面の固体状態での反応が定量的に進行したことを示す。繰返し使用によって[Ag/ポリ(2)]薄膜の抗微生物効果がなくなった場合には,それを銀イオン溶液中に浸漬してAg+イオンを再含浸させれば元の活性が完全に復活した。Copyright 2011 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
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その他の高分子の反応  ,  第11族,第12族元素の錯体 
物質索引 (5件):
物質索引
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