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J-GLOBAL ID：201102223972745471   整理番号：11A1076682

秦の実験式から見た2波モデルと伝搬特性

Two-Rays Model and Propagation Characteristics in View of Hata’s Empirical Equations

著者 (4件)： 内田一徳 (福岡工大 大学院) ,  本田純一 (福岡工大 大学院) ,  玉木太郎 (福岡工大 大学院) ,  武末正文 (福岡工大 大学院)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 111  号： 29(AP2011 5-20)  ページ： 49-54  発行年： 2011年05月05日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 地上伝搬においては,地上に設置されたビルや家屋を始めてとして,その他の数多くの人工的な構造物の存在が電波伝搬特性に大きな影響を与える。また自然環境の立場から見れば,山林,丘陵地や海面など多種多様な形状を示す大地から構成される電波伝搬路が存在する。これらの人工的及び自然的な環境等が,電波伝搬特性にどのような影響を及ぼすかについて,精密に把握することは一般に難しい研究課題である。その困難さを乗り越える対策の一つとして,地上電波伝搬の振る舞いを統計的手法に基づいて近似する方法が考えられている。その中の代表的なものとして,1波モデル又は2波モデルによる近似計算法がある。ここでは,これらの2個のモデルに対して,秦の実験式の立場からの考察を行っている。(著者抄録)

シソーラス用語： 粗面 ,  ランダム面 ,  *電波伝搬 ,  伝搬特性 ,  *移動通信 ,  *実験式 ,  市街地 ,  通信系モデル ,  電界強度
準シソーラス用語： ランダム粗面 ,  伝搬モデル

分類 (2件)： 電波伝搬一般  (ND05010Q) ,  移動通信  (ND08030H)

引用文献 (9件)：

• HATE, M. Empirical Formula for Propagation Loss in Land Mobile Radio Services. IEEE Trans. Veh. Technol. 1980, VT-29, 3, 317-325
• HONDA, J. Estimation of Radio Communication Distance along Random Rough Surface. IEICE Trans. ELECTRON., C. 2010, E93, 1, 39-45
• UCHIDA, K. Estimation of Propagation Characteristics along Random Rough Surface for Sensor Networks. Wireless Sensor Networks : Application-Centric Design. 2010, 231-248
• NAGAYASU, Y. Field Estimation in Relation to Hand-Over in Cellular Electromagnetic Environments. Proceedings of KJJC-AP/EMC/EMT 2009, May. 2009, 323-326
• TAMAKI, T. Decision of Parameters for Distance Characteristics and Simulation of Handover. Communication and Information Netwarking. 2010, 34, 3, 45-48

タイトルに関連する用語 (4件)： 秦 ,  実験式 ,  モデル ,  伝搬特性