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J-GLOBAL ID:201102224569780476   整理番号:11A1522210

日本人男性において,緑茶摂取量ではなくコーヒー摂取量はアディポネクチン濃度と関連する

Coffee consumption but not green tea consumption is associated with adiponectin levels in Japanese males
著者 (6件):
資料名:
巻: 50  号:ページ: 279-284  発行年: 2011年06月 
JST資料番号: C0778B  ISSN: 1436-6207  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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コーヒーは世界中で最も広く消費されている飲料である。数多くの疫学的研究がコーヒー摂取量と2型糖尿病リスクとの有意な逆相関を報告しているが,その機構についてはまだよくわかっていない。そこで著者らは日本人男性のコーヒー摂取量とアディポネクチン濃度との関係を明らかにするために疫学的実験を行った。また,著者らは緑茶摂取量がアディポネクチン濃度に影響するかも調べた。著者らは横断的研究を行った。被験者は665人の日本人男性会社員であった。自己記入質問票を用いてコーヒー摂取量について,1週間の回数と1日に飲むカップ数を調べ,被験者を4つのレベル(非摂取,1-5回/週,1-2杯/日,≧3杯/日)にグループ分けした。アディポネクチンの平均濃度はコーヒー摂取と正に相関した。コーヒー摂取量と血中アディポネクチン濃度間には用量作用相関が見られた。この相関は考えられる交絡因子調整後でも有意なままであった(P for trend <0.05)。しかし緑茶摂取量はアディポネクチン濃度とは有意に相関しなかった(P for trend = 0.90)。習慣的コーヒー摂取は日本人男性の高アディポネクチン濃度と相関するだけでなく,コーヒー摂取量とアディポネクチン濃度との間には用量依存的相関が見られることも著者らは明らかにした。従ってコーヒー成分がアディポネクチン濃度上昇に重要な役割を果たすことが示唆された。Copyright 2010 Springer-Verlag Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
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アルカロイドし好飲料  ,  生理活性ペプチド  ,  代謝異常・栄養性疾患一般 

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