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J-GLOBAL ID：201102224657487916   整理番号：11A1055406

12CaO7Al₂O₃中のH^-イオンの重添加

Heavy doping of H^- ion in 12CaO 7Al₂O₃

著者 (1件)： HAYASHI Katsuro (Center for Secure Materials, Materials and Structures Lab., Tokyo Inst. of Technol., R3-34, 4295 Nagatsuta, Yokohama ...)
資料名： Journal of Solid State Chemistry  (Journal of Solid State Chemistry)
巻： 184  号： 6  ページ： 1428-1432  発行年： 2011年06月 
JST資料番号： H0505A  ISSN： 0022-4596  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 水素化物(OH^-),酸化物(O^2-),水酸化物(OH^-)イオン,及び電子等の骨格外化学種を収容できるナノスケール多孔性構造を有する12CaO7Al₂O₃(C12A7,マイエナイト)にH^-イオンを添加し,その優性骨格外化学種としての効果を研究した。CaH₂で化学ドーピングすると,H^-イオンの濃度をほぼ理論的最大値にすることが可能である。H^-イオンの濃度をH^-イオンの光イオン化による光学吸収強度と¹Hマジック角スピニング核磁気共鳴(MAS-NMR)分光法で特性化した。室温での紫外線照射による持続性電子生成とそれに伴うF⁺吸収バンドの生成と電気伝導率が,H^-イオンドーピング増加と共に理論的最大値の半値に達するまで増加し,その後H^-イオン濃度がさらに増加すると減少する。この依存性はH^-とO^2-の両イオンが持続性電子の生成に必要であることを示している。Copyright 2011 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *酸化カルシウム ,  *酸化アルミニウム ,  *水素化物 ,  酸化物 ,  水酸化物イオン ,  *ドーピング ,  規模 ,  多孔性 ,  光吸収スペクトル ,  MASNMR ,  紫外線照射 ,  性質 ,  電子生成 ,  電気伝導率 ,  ナノスケール
準シソーラス用語： マジック角スピニング核磁気共鳴 ,  光学吸収スペクトル ,  持続性

分類 (2件)： 合成鉱物  (CD01040K) ,  電子源,イオン源  (BD02020U)

タイトルに関連する用語 (1件)： イオン