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J-GLOBAL ID:201102226591500820   整理番号:11A0117831

下水道未整備地域を流れる小河川における生活関連汚染物質の動態解明と濃度簡易予測モデルの構築~徳島市冷田川を例として

Fate and Transport of Pollutants Originated from Household Effluent in Unsewered Area and Construction of a Simple Numerical Model to Predict their Aquatic Concentrations: A Case Study on Tsumeta Creek, Tokushima, Japan
著者 (6件):
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巻: 20  号:ページ: 339-349  発行年: 2010年12月20日 
JST資料番号: L1101A  ISSN: 0917-2408  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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近年,医薬品や化粧品,界面活性剤などの大量に消費されている生活関連汚染物質による水環境の汚染が注目されている。その中で広く使用されている抗菌剤のトリクロサン(TCS)や陰イオン界面活性剤直鎖アルキルベンゼンスルホン酸(LAS)は,日本では環境省の生態リスク初期評価では「詳細な検討を行う候補」とされている。そこで本研究では,特異的な汚染や生態影響の恐れが強い下水道未整備地域を流れる都市河川として徳島市冷田川を選定し,流域内でのTCSおよびCl2-LASの詳細な動態解明を試みた。単なる濃度の測定だけでなく,実験室内での生分解や光分解実験を実施し,その結果と負荷量推計をもとに冷田川流域全体での詳細な濃度推定モデルを構築し,実測値と比較した。その結果,予測濃度と実測濃度が50-200%のあいだで概ね一致し,その有効性が示された一方で,TCS,C12-LASともに生態影響を及ぼすと考えられる濃度レベルでの検出地点が複数あり,生態系保護の観点から下水道未整備地域での汚染実態の解明と汚濁負荷削減による水質改善の必要性が示唆された。(著者抄録)
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分類 (1件):
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河川汚濁 
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