文献

J-GLOBAL ID：201102229774045101   整理番号：11A0628895

改質ガス中のCO選択メタン化反応用Ni/TiO₂触媒の担体効果

Support effect on Ni/TiO₂ catalyst in selective methanation of CO in reformed gas

著者 (7件)： 浦崎浩平 (成蹊大 理工) ,  反保裕太 (成蹊大 理工) ,  長島裕太 (成蹊大 理工) ,  遠藤健一朗 (成蹊大 理工) ,  菊地隆司 (東大 大学院工学系研究科) ,  小島紀徳 (成蹊大 理工) ,  里川重夫 (成蹊大 理工)
資料名： 触媒  (Catalysts & Catalysis)
巻： 53  号： 2  ページ： 80-82  発行年： 2011年03月10日 
JST資料番号： F0319A  ISSN： 0559-8958  CODEN： SHKUAJ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： CO選択メタン化反応用Ni触媒担体としてTiO₂を用いることで,COメタン化性能が向上すると同時に,CO₂メタン化反応及び逆水性ガスシフト反応が抑制され,特異的に高い選択性を得られることを見出した。TEM観察の結果,Ni粒子はTiO₂粒子間隙に独立して存在しているように観察され,逆水性ガスシフト反応の活性点となるNi粒子と担体との界面が非常に少ないことが本触媒(Ni/TiO₂)の高い選択性が発現した主な要因と考察した。またNi担持量を増加させても,Ni/TiO₂触媒の構造は変化せず,その結果高い選択性を維持したままCO除去率を向上させることができることが分かった。(著者抄録)

シソーラス用語： *メタン化 ,  *一酸化炭素 ,  *ニッケル触媒 ,  *担持触媒 ,  *触媒担体 ,  *酸化チタン ,  気体燃料 ,  触媒反応 ,  選択性 ,  一酸化炭素変成 ,  触媒調製 ,  キャラクタリゼーション ,  電子顕微鏡観察 ,  粒子 ,  界面 ,  触媒活性 ,  二酸化炭素 ,  昇温脱離 ,  温度依存性 ,  濃度依存性
準シソーラス用語： TPD【脱着】 ,  改質ガス ,  水性ガスシフト反応

分類 (2件)： 気体燃料の製造  (YE02030F) ,  その他の触媒  (CB06123Z)

引用文献 (11件)：

• PARK, E. D. Catal. Today. 2009, 139, 280
• TAKENAKA, S. Int. J. Hydrogen Energy. 2004, 29, 1065
• ECHIGO, M. J. Chem. Eng. Jpn. 2004, 37, 75
• DAGLE, R. A. Appl. Catal. A. 2007, 326, 213
• PANAGIOTOPOULOU, P. Appl. Catal. A. 2008, 344, 45

タイトルに関連する用語 (7件)： 改質ガス ,  CO ,  メタン化 ,  応用 ,  Ni ,  TiO2 ,  触媒