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J-GLOBAL ID:201102231173702568   整理番号:11A1691282

L-セレクチンのその血管及び血管外リガンドとの結合はpHにより異なって調節される

Binding of L-selectin to its vascular and extravascular ligands is differentially regulated by pH
著者 (5件):
資料名:
巻: 414  号:ページ: 437-442  発行年: 2011年10月22日 
JST資料番号: B0118A  ISSN: 0006-291X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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白血球接着分子であるL-セレクチンに対するリガンドは,リンパ節及び尿細管のような血管外組織において高内皮細静脈(HEVs)に発現されている。今回著者らは,その血管及び血管外リガンドに対するL-セレクチンの結合がpHにより異なって調節されていることを報告する。HEVsに対する白血球の最適なL-セレクチン依存性結合は,血液における生理学的pHであるpH 7.4で観察された。一方,尿細管に対する白血球の最適結合はpH 5.6で観察された。これと合致して,主要な血管リガンド,6-スルホシアリルLewis Xに対する可溶性組換L-セレクチンはpH 7.4で観察された。コンドロイチン硫酸(CS)B,CS E及びヘパラン硫酸のような血管外リガンドに対する結合は,pH 5.6で起った。1から2ダイン/cm2の範囲の生理的剪断応力下で,血管リガンド上で回転する最大白血球はpH 6.8から7.4で観察され,無回転は5.6以下のpH状態で検出された。これらの所見は,pH環境が生理的及び病理的状態下での白血球輸送を定める一つの重要な要因であることを示唆する。Copyright 2011 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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生物学的機能  ,  細胞生理一般  ,  動物に対する影響 
タイトルに関連する用語 (5件):
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