抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
本研究では,終日曝露照度の影響などによる長期的な順応として季節を取り上げ,季節の違いが光環境評価に与える影響について明らかにすることを最終目的とする。その前段階として,本報では,季節の評価への影響を検討するに先立ち,季節や色温度の異なる各種条件下での個人内並びに個人間での評価のばらつきの程度と照度との関係を明確にすることを目指した。そして,どの条件でも,個人内誤差よりも個人間誤差の方が大きいことを明らかにした。また,全体的に「明るさ感・まぶしさ感」の光の量的評価よりも「快適感・くつろぎ感」の光の質的評価の方が個人内と個人間での変動係数の差が大きいことが分かった。これは,個人の中に快適な照度やくつろぐ照度を明確に持つているが,個人間ではそれぞれ求める照度が異なるためと考えられる。