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J-GLOBAL ID：201102231776258581   整理番号：11A0970732

大学における迷惑メール対応のあり方~利用者毎のオンデマンド対策の効果~

著者 (4件)： 久長穣 (山口大 大学情報機構メディア基盤セ) ,  杉井学 (山口大 大学情報機構メディア基盤セ) ,  長篤志 (山口大 大学院理工学研究科) ,  三池秀敏 (山口大 大学院理工学研究科)
資料名： 学術情報処理研究  (JACN)
号： 11  ページ： 5-13  発行年： 2007年09月13日 
JST資料番号： L8082A  ISSN： 1343-2915  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 電子メール環境での迷惑メール対策として,全構成員に一律に対策を提供するのではなく,希望者に対して利用者が選択する迷惑メール対策を導入した。山口大学の迷惑メール対策事例を報告した。導入当初は,希望者が選択すると迷惑メールにタグ付けし,全ての迷惑メールを配送するよう安全性を重視した。次に,希望者は,誤判定によるリスクを許容し,スクア閾値,ホワイトリスト,ブラックリストなどの調整を行い,タグ付け,隔離,拒否などの迷惑メールに対するアクション等も調整している。これらの作業を利用者自身が行うことで,電子メール管理者の負担は,サーバ器の管理以外には発生していない。

シソーラス用語： *電子メール ,  方式 ,  対策 ,  情報セキュリティ
準シソーラス用語： オンデマンド ,  *迷惑メール ,  迷惑メール対策

分類 (2件)： データ保護  (JD01020V) ,  電話・データ通信・交換一般  (ND11010T)

引用文献 (15件)：

• [1]吉田和幸,メールゲートウェイにおけるSPAM対策について,学術情報処理研究,No9,pp37-43(2005)
• [2]吉田和幸,graylistingによるspamメールの制御について,情報処理学会研究報告,DSM-35,pp.19-24(2004)
• [3]松平卓也,車庫正樹井町智彦,SPAMメール対策システムの現状,学術情報処理研究,No.10,pp85-89(2006)
• [4]本田修啓,ウイルス,SPAM検出機能を持つメール中継システムの構築と運用,学術情報処理研究,Nα9,pp.129-133(2006)
• [5]広瀬雄二,大駒誠一,spam対策に特化したSMTP wrapper,情報処理学会研究報告,DSM-35,pp25-30(2006)

タイトルに関連する用語 (5件)： 大学 ,  迷惑メール ,  利用者 ,  オンデマンド ,  対策