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J-GLOBAL ID：201102232118995900   整理番号：11A0526965

家電と住設備機器の省エネ技術の動向について 6 洗濯機の技術動向

著者 (1件)： 西脇智 (東芝ホームアプライアンス)
資料名： 電気設備学会誌  (Journal of the Institute of Electrical Installation Engineers of Japan)
巻： 31  号： 2  ページ： 115-119  発行年： 2011年02月10日 
JST資料番号： G0947B  ISSN： 0910-0350  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 国産洗濯機の歴史は,昭和初期にさかのぼるが,現在では,大容量化,静音化,低振動化などの改善と汚れ,水温,洗剤の溶け具合などをセンシングして最適な水流を見出すファジィ制御の採用により,全自動洗濯機が主流となっている一方,選択から乾燥まで行える洗濯乾燥機が,日本仕様のドラム式として商品化され,その節水性能の高さとともに,広く認知されている。全自動洗濯機では,ポンプアップによる節水とダイレクトドライブモータによる省エネがポイントである一方,ドラム式洗濯乾燥機では,構造的特徴を生かした洗濯時の節水と乾燥機構にコンプレッサを用いたエアコンと同じヒートポンプ式乾燥方式による節水,および可変磁力モータによる省エネがポイントになっている。また,脱水の早期回転は省エネ,節水いずれにも重要な課題であり,加速度センサやDSP制御の採用が進められている。

シソーラス用語： *洗濯機 ,  家庭電器 ,  *乾燥機 ,  防振 ,  節水 ,  省エネルギー ,  検出 ,  ファジィ制御 ,  電動機駆動 ,  ドラム乾燥 ,  圧縮機 ,  速度センサ ,  ディジタル信号プロセッサ
準シソーラス用語： *全自動洗濯機 ,  *洗濯乾燥機 ,  センシング ,  技術動向 ,  加速度センサ ,  ダイレクトドライブ

分類 (1件)： 家庭電器  (NA06000D)

引用文献 (2件)：

• 田中照也. エアコンサイクル乾燥方式を搭載したドラム式洗濯乾燥機の紹介. 冷凍. 2007, 82, 951, 57-61
• 西脇智. ヒートポンプ式洗濯乾燥機TW-4000VFの省エネ技術. 東芝レビュー. 2008, 63, 10, 15-18

タイトルに関連する用語 (6件)： 家電 ,  設備機器 ,  省エネ ,  動向 ,  洗濯機 ,  技術動向