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J-GLOBAL ID:201102232131798090   整理番号:11A0930928

局所脳梗塞に続発した頚部皮質脊髄路変性の拡散テンソル画像診断による前向き調査

Prospective investigations on the secondary degeneration of corticospinal tracts in cervical spinal cord following a focal cerebral infarct with diffusion tensor imaging
著者 (9件):
資料名:
巻: 36  号:ページ: 10-13  発行年: 2010年 
JST資料番号: C2252A  ISSN: 1002-0152  CODEN: ZSJZEH  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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【目的】局所脳梗塞に続発した頚部皮質脊髄路変性を拡散テンソル画像診断(DTI)により研究し,その神経学的回復に及ぼす有望な影響について研究すること。【方法】局所脳梗塞患者26人が,脳梗塞発病後それぞれ,第1週,第4週および第12週目にDTIを受けた。NIH脳梗塞スケール(NIHSS),Fugl-Meyer運動スケール(FM)およびバーセル・インデックス(BI)を用いて,すべてのDTIの前に神経機能を評価した。26人の性と年令を合わせた健常ボランティアが同じ時点に3回のDTIを受けた。平均拡散係数(MD)と微小異方性(FA値)のDTIパラメータが,頚髄および初期障害で測定された。【結果】対照と比較して,患者の頚髄における反対側皮質脊髄路のFA価値は,すべての観察時点において有意に減少していた(P<0.01)。患者群においては,頚部の反対側皮質脊髄路のFA価値が第1週目から第12週目まで次第に減少したが(P<0.01),MDは変化しなかった。患者の頚髄における反対側皮質脊髄路のFA値の低下率の絶対値は,NIHSSとFMの変化率の絶対値と負に相関したが(P<0.05),BIの変化率の絶対値とは相関しなかった(P>0.05)。【結語】脳梗塞から発症した錐体路の二次変性は,頚髄へ拡張するのかもしれない。この病変が少なくとも3か月継続し神経学的回復を妨げるのかもしれない。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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分類 (1件):
分類
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神経系の疾患 

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