文献

J-GLOBAL ID：201102232147849670   整理番号：11A0145436

さまざまな水分活性レベル下でピーナッツの貯蔵中のアフラトキシンB₁の産生に関連するAspergillus flavusのnor-1(aflD)遺伝子の時間的監視

Temporal monitoring of the nor-1 (afID) gene of Aspergillus flavus in relation to aflatoxin B₁ production during storage of peanuts under different water activity levels

著者 (3件)： ABDEL-HADI A. (Cranfield Univ., Bedford, GBR) ,  CARTER D. (Cranfield Univ., Bedford, GBR) ,  MAGAN N. (Cranfield Univ., Bedford, GBR)
資料名： Journal of Applied Microbiology  (Journal of Applied Microbiology)
巻： 109  号： 6  ページ： 1914-1922  発行年： 2010年12月 
JST資料番号： A0635A  ISSN： 1364-5072  CODEN： JAMIFK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 貯蔵中のピーナッツの時間的変化を知ることを目的として,分子的方法を用いて従来の評価法と定量的アフラトキシンB₁(AFB₁)解析法との比較をした。Aspergillus falvusを接種したピーナッツを三つの水分活性レベル(a_w,0.95,0.90と0.85)で25°C6週間貯蔵し,その間の増殖したA.flavusのCFUs,nor-1(aflD)遺伝子発現量,AFB₁産生および4種類の遺伝子であるnor-1(aflD),ver-1(aflM),omtA(aflP)とAflRの転写を調べた。その結果,CFUs/g)は0.95a_wが試験期間を通じて最も多かった。nor-1遺伝子の発現レベルは,0.90a_wで1~3週間のときがより高かった。AFB₁産生量は,0.90a_wと0.95a_wで3~6週間のときが最も多かった。A_wはaflRの転写に顕著な影響を与え,0.95a_wでaflRの転写は6週間続いたが,0.90a_wでは2週間以内であった。A.flavusによるnor-1発現とアフラトキシン産生間の関連性の究明は,貯蔵期間中のアフラトキシン産生のリスクの予測に有用であると思われた。

シソーラス用語： *水分活性 ,  ナンキンマメ ,  貯蔵 ,  遺伝子 ,  遺伝子発現 ,  シェルフライフ ,  PCR法 ,  細胞増殖 ,  ラクトン ,  アフラトキシン ,  フェノールエーテル ,  エノン ,  芳香族縮合化合物 ,  リアルタイムPCR法 ,  *Aspergillus flavus
準シソーラス用語： *黄色麹菌 ,  食品貯蔵 ,  nor-1遺伝子 ,  実時間PCR法 ,  コロニー形成

分類 (3件)： 代謝と栄養  (EG03054K) ,  食品衛生一般  (FJ01051H) ,  微生物に対する影響  (EE04020O)

物質索引 (1件)： アフラトキシンB₁

タイトルに関連する用語 (6件)： 水分活性 ,  ピーナッツ ,  貯蔵 ,  アフラトキシンB1 ,  Aspergillus ,  遺伝子