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J-GLOBAL ID：201102232723969598   整理番号：11A1619226

R1234ze(E)の扁平多孔管内凝縮に関する実験

Experiments on Condensation of R1234ze(E) in a Multi-Port Extruded Tube

著者 (2件)： 地下大輔 (九大 大学院総合理工学府) ,  小山繁 (九大 大学院総合理工学研究院)
資料名： 日本冷凍空調学会論文集  (Transactions of the Japan Society of Refrigerating and Air Conditioning Engineers)
巻： 28  号： 3  ページ： 225-232  発行年： 2011年09月30日 
JST資料番号： X0662A  ISSN： 1344-4905  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： R1234ze(E)をR134aの代替冷媒として使う可能性を検討するために,微細矩形流路をもつ水平扁平多孔管内で両冷媒の凝縮実験を行い,圧力損失と熱伝達率を比較した。実験装置をポンプ・流量計・蒸発器・電気加熱器・水冷試験管などで構成した。試験管は幅16.3mm・厚さ1.5mm・長さ676mm・チャネル数17であり,入口飽和温度が40°Cと60°Cになるように圧力を調整した。平均管摩擦係数と平均Reynolds数の関係,Nusselt数とReynolds数の関係,圧力損失の計算結果と実験結果の比較,熱伝達率と湿り度の関係,両冷媒の熱伝達率の比較などを図説した。圧力損失は質量速度減少・湿り度増加・飽和温度上昇につれて減少する,R1234ze(E)の圧力損失はR134aのより大きい,凝縮熱伝達率は質量速度減少・湿り度増加につれて低下する,両冷媒の熱伝達率はほぼ同程度である,などの5結論を得た。

シソーラス用語： 冷媒 ,  *代替フロン ,  *凝縮熱伝達 ,  *熱伝達率 ,  圧力損失 ,  マイクロチャネルプレート ,  摩擦係数 ,  Reynolds数 ,  Nusselt数 ,  フロン
準シソーラス用語： R1234ze(E) ,  扁平多孔管

分類 (2件)： 冷媒,ブライン  (PD02000M) ,  相変化を伴う熱伝達  (PA02040V)

物質索引 (1件)： R-134a

引用文献 (14件)：

• 飛原英治. J. HTSJ. 2010, 49, 208, 36
• 小山繁. J. HTSJ. 2010, 49, 208, 40
• KOYAMA, S. Proceedings First Int. Conf. on Microchannels and Minichannels, Rochester, New York, USA, 2003. 2003, 193-205
• SHIN, J. S. Heat Transfer Engineering. 2005, 26, 3, 36
• 地下大輔. 冷空論. 2010, 27, 1, 49

タイトルに関連する用語 (4件)： 扁平 ,  多孔管 ,  凝縮 ,  実験