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J-GLOBAL ID：201102232915957224   整理番号：11A0411048

独立成分分析を用いた配電系統における負荷量とPV出力の分離に関する基礎検討

A Basic Study on Separation for Load and PV Output in Distribution System Using Independent Component Analysis

著者 (3件)： 安永章人 (北大) ,  原亮一 (北大) ,  北裕幸 (北大)
資料名： 電気学会電力系統技術研究会資料  (電気学会研究会資料)
巻： PSE-11  号： 1.3-15.17  ページ： 69-74  発行年： 2011年01月21日 
JST資料番号： L2950A  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 太陽光発電(PV)の大量連系を想定し,事故復旧時に発生する過負荷等を回避するため,正味フィーダ潮流情報から負荷とPV出力を分離・推定する新手法を開発した。本手法は負荷量とPVの短周期成分に対して独立成分分析(ICA)を適用し,ICA固有の問題であるPermutation問題とScaling問題を解決する手法も組入れた。負荷データには,電気学会標準モデルの住宅負荷モデルと札幌の全天日射量データを使用した。数値シミュレーションによる負荷量の精度推定の結果,オフライン推定ではあるが,推定精度のよい日はPV出力の変動が大きいこと,反対に推定精度の悪い日は快晴に近く,PV出力の変動が小さいことが分かった。

シソーラス用語： *配電系統 ,  負荷 ,  *太陽光発電 ,  系統連系 ,  復旧 ,  過負荷 ,  *電力潮流 ,  データ解析 ,  精度

分類 (1件)： 配電(事業者側)  (NB05040R)

引用文献 (11件)：

• P. Attaviriyanupap, K. Tokuhara, N. Itaya: “Research on Photovoltaic Generation Estimation”, 平成22年電気学会電力技術・電力系統技術合同研究会, PE-10-90, PSE-10-89, pp. 67-71(2010-9)
• Kenta Sasaki, Atsushi Ishigame, Takamu Genji: “Estimation Method for Output of Distributed Generator Connected to Distribution System”, IEEJ Trans. PE, Vol.128, No.9 pp. 1179-1179(2008)(in Japanese) 佐々木健太, 石亀篤司, 元冶崇: “配電系統に接続された分散型電源の出力推定手法”, 電学論B, Vol.128, No.9 pp. 1179-1179(2008)
• A. Hyvarinen, J. Karhunen, E. Oja: “Independent Component Analysis”, John Wiley & Sons (2001)
• S. Ikeda, N. Murata: “A method of ICA in time-frequency domain ”, In Proc. Int. Workshop on Independent Component Analysis and Signal Separation, pp. 365-370(1999)
• R. Vigario, J. Sarela, V. Jousmiki, M. Hamalainen, E. Oja “Independent Component Approach to the Analysis of EEG MEG Recordings”, IEEE Transactions on Biomedical Engineering, Vol.47, Issue: 5, pp. 589-593(2000)

タイトルに関連する用語 (5件)： 独立成分分析 ,  配電系統 ,  負荷量 ,  PV ,  基礎