文献
J-GLOBAL ID:201102233522233182   整理番号:11A1682485

ルテニウム触媒を用いたルテナシクロペンテン中間体を経由するエニンの環化:エニンのアルキン部位の置換基によって制御される3種類の新規環化反応の開発

Ruthenium-Catalyzed Cyclizations of Enynes via a Ruthenacyclopentene Intermediate: Development of Three Novel Cyclizations Controlled by a Substituent on Alkyne of Enyne
著者 (4件):
資料名:
巻: 11  号:ページ: 186-198  発行年: 2011年 
JST資料番号: W1315A  ISSN: 1527-8999  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
著者らが開発したルテニウム触媒を用いるエニンの3種類の新規環化反応について述べた。これらはいずれもエニンとCp*RuCl(cod)から生じるルテナシクロペンテン(RCP)中間体を経由する反応である。アルキン部位がアルキル,エステル,またはホルミル基で置換されたエニンとエチレンを上記ルテニウム錯体の存在下に反応させるとRCPのルテニウム-sp2炭素結合にエチレンが挿入されたのちβ-水素の脱離,及びそれに続く還元的脱離反応が進行し,1,3-ジエン部位を有する環状化合が生成した。アルキン部位がアシル基で置換されている場合にはRCPのルテニウムにカルボニル酸素が配位してルテニウム-カルベン錯体が生成し,それがエチレンと反応して置換基中にシクロプロパン環を有する環状化合物が生成した。一方,アルキン部位の置換基が4-ペンテニル基である場合にはアルケン部位がRCP中に挿入されたのち還元的脱離反応が進行し,三環化合物が生成した。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
アルキン  ,  白金族元素の錯体 

前のページに戻る