抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本稿では授業リフレクションの意義や既存の一般的な授業リフレクションの手法を概観するとともに,情報技術を利用した新しい授業リフレクションの可能性を紹介した。まず,授業リフレクションの概念を説明した上で,既存のその手法が4タイプ(プロセス・ディスプレイ,プロセス・プロンプト他)に分類されること,および授業リフレクションにおける課題を説明した。次に授業リフレクションのための,ないしは適用可能なツールについて,授業内容の記録や,その確認のための機能に着目し,次の5項目を説明した。それらは,1)指導案と授業映像によるプロセス・ディスプレイ,2)教示システムの利用によるプロセス・ディスプレイのための授業内容の記録と再生,3)学習者のノンバーバル情報を利用したプロセス・ディスプレイ,4)プロセス・プロンプトの実現,5)授業映像へのアノテーション付与とソーシャル・ディスコース支援,である。