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J-GLOBAL ID:201102234329629920   整理番号:11A1792086

エラスチン様ポリペプチドでのインスリン様成長因子結合蛋白質4の基材固定化による胚性幹細胞の心臓分化

Cardiac differentiation of embryonic stem cells by substrate immobilization of insulin-like growth factor binding protein 4 with elastin-like polypeptides
著者 (4件):
資料名:
巻: 33  号:ページ: 515-523  発行年: 2012年01月 
JST資料番号: C0964B  ISSN: 0142-9612  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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胚性幹細胞(ESC)の心筋細胞分化の確立は心臓血管再生医療のための有用戦略である。ここではエラスチン様ポリペプチドでのインスリン様成長因子結合蛋白質4(IGFBP4)の基材固定化を用いたESCの心筋細胞分化の戦略を報告する。最近,IGFBP4はWnt/β-カテニンシグナル伝達の阻害によりESCの心筋細胞分化を促進することが報告された。しかし,多量のIGFBP4(約1μg/mL)がWnt/β-カテニンシグナル伝達の阻害と心筋細胞の分化の誘導に必要だった。ここでは,IGFBP4固定化基材を用いた心筋細胞の分化の誘導を報告する。IGFBP4固定化基材をエラスチン様ポリペプチドとの融合で作製した。IGFBP4はエラスチン様ポリペプチドの融合を介してポリスチレンディッシュに安定に固定化された。ESCの心筋細胞分化は,IGFBP4固定基材でのWnt/β-カテニンシグナル伝達の強くて持続的阻害により効率的に促進された。これらの結果は,IGFBP4がエラスチン様ポリペプチド融合を用いて固定化可能であることを示す。本結果は,IGFBP4の基材固定化がESCの心筋細胞への分化のための強力なツールであることも示す。これらの知見は,可溶性因子の基材固定が再生医療と組織工学においてESCの分化のための有用技術であることを示唆する。Copyright 2011 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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医用素材  ,  細胞生理一般 

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