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J-GLOBAL ID：201102234754447088   整理番号：11A1585777

日本の東京湾に残留するポリ塩化ビフェニルの空間分布や分配平衡

Spatial distribution and partitioning of polychlorinated biphenyls in Tokyo Bay, Japan

著者 (6件)： KOBAYASHI Jun (National Inst. for Environmental Studies, Ibaraki, JPN) ,  SERIZAWA Shigeko (National Inst. for Environmental Studies, Ibaraki, JPN) ,  SAKURAI Takeo (National Inst. for Environmental Studies, Ibaraki, JPN) ,  IMAIZUMI Yoshitaka (National Inst. for Environmental Studies, Ibaraki, JPN) ,  SUZUKI Noriyuki (National Inst. for Environmental Studies, Ibaraki, JPN) ,  HORIGUCHI Toshihiro (National Inst. for Environmental Studies, Ibaraki, JPN)
資料名： Journal of Environmental Monitoring  (Journal of Environmental Monitoring)
巻： 12  号： 4  ページ： 838-845  発行年： 2010年04月 
JST資料番号： W1160A  ISSN： 1464-0325  CODEN： JEMOFW  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ポリ塩化ビフェニル(PCB)など残留性有機汚染物質は毒性や生体内蓄積性が高いため環境内の運命や挙動が注目を集める。日本の東京湾で10水域の表面水や底質堆積物を採取し,合計209種のPCB同族体濃度を実測した。溶存成分と粒状物に同伴するΣPCB濃度は表面水が120~1100pg/l,深層水は83~910pg/lであった。表面水と深層水は濃度に有意差が無く,原因は水系内で鉛直拡散する為と推定した。水や堆積物内のΣPCB濃度は湾内の北部水域が最高で,有機炭素で規格化した分配係数(K_oc)はオクタノール/水系の分配係数と相関した。研究室で土壌や堆積物を利用して実測したK_ocをPCBの挙動予測モデルに利用する可能性も評価した。

シソーラス用語： *海洋汚濁 ,  *海底堆積物 ,  表面水 ,  水質試験 ,  底質調査 ,  *ポリ塩化ビフェニル ,  空間分布 ,  分配平衡 ,  濃度分布 ,  鉛直拡散 ,  分配係数 ,  予測モデル ,  溶存成分 ,  同族体【有機化合物】 ,  深層水 ,  残留性有機汚染物質
準シソーラス用語： 東京湾

分類 (2件)： その他の汚染原因物質  (SB05040W) ,  海洋汚濁  (SB02040B)

タイトルに関連する用語 (6件)： 日本 ,  東京湾 ,  残留 ,  ポリ塩化ビフェニル ,  空間分布 ,  分配平衡