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J-GLOBAL ID:201102235260201198   整理番号:11A1858538

化学平衡論解析を用いた原位置深層地下水水質の推定

Estimation of In-situ Deep Groundwater Conditions Based upon Chemical Equilibrium Analysis
著者 (1件):
資料名:
巻: 87  ページ: 77-86  発行年: 2010年01月 
JST資料番号: G0486B  ISSN: 0289-8330  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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地中の物質移行評価においては地下水の水質や物理化学パラメータとしてpHや酸化還元電位の分布が重要となる。地下の水質データは一般に試錐孔から地下水を揚水して地上において採水・分析されるため原位置(地下水の賦存環境)の地下水水質とは異なるという問題がある。本研究では地上において測定した水質データから地球化学的モデリングによる化学平衡解析を用いて,原位置地下水のpH,酸化還元電位を推定する手法を提案する。日本原子力研究開発機構の幌延深地層研究計画(当計画)の試錐調査において,原位置物理化学パラメータ観測も実施された揚水試験データに適用し,実測データとの比較により当手法の妥当性を確認した。また,当計画において原位置物理化学パラメータ観測が実施されていない他の揚水試験データに当手法を適用し,原位置のpH,酸化還元電位分布の推定を行った結果,pHは深度とともに酸性側にシフトする傾向が,酸化還元電位は深度300m以下では約-220mVに安定する傾向が見られ,当手法の有効性を確認できた。(著者抄録)
シソーラス用語:
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分類 (2件):
分類
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地下水学  ,  水質調査測定一般 
引用文献 (11件):
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