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J-GLOBAL ID：201102236148240098   整理番号：11A0398063

応力腐食割れ発生から進展過程を評価する試験法に対する破壊力学の寄与

The Contribution of the Fracture Mechanics for Testing Method which Evaluates Stress Corrosion Cracks Initiation to Propagation Process

著者 (5件)： 中山元 ((株)IHI基盤技術研究所) ,  榊原洋平 ((株)IHI基盤技術研究所) ,  藤井朋之 (静岡大学工学部) ,  島村佳伸 (静岡大学工学部) ,  東郷敬一郎 (静岡大学工学部)
資料名： 材料  (Journal of the Society of Materials Science, Japan)
巻： 59  号： 12  ページ： 890-899 (J-STAGE)  発行年： 2010年 
JST資料番号： F0385A  ISSN： 0514-5163  CODEN： ZARYA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： これまでに行なわれた応力腐食割れ(SCC)発生試験におけるSCCの発生期から進展期の挙動と破壊力学パラメータの関係を整理し,残っている問題にいかに破壊力学が寄与できるかについて解説した。1)SCC試験法:発生と進展,進展性,発生試験,2)SCC発生の破壊力学的評価:塩化物環境のSSRT試験,繰返しSCC,CF試験,高温水中の炭素鋼の定荷重試験,組合せ負荷条件下におけるSCC下限応力,モンテカルロシミュレーションなど,3)破壊力学試験からのK_ISCC:高温水環境におけるK_ISCC,沸騰酸性塩化物系でのK_ISCC,J_ISCCなど,4)SCC発生から進展過程を評価する試験法に対する破壊力学の器用:弾塑性解析に基づくJ積分の適用,厳密な適用範囲を超えた広範囲で便利な指標。

シソーラス用語： *応力腐食割れ ,  *破壊力学 ,  *試験 ,  モデル ,  亀裂発生 ,  亀裂伝搬 ,  歪速度 ,  環境 ,  塩化物 ,  高温水 ,  繰返し試験 ,  組合せ応力 ,  数値解析 ,  モンテカルロ法 ,  計算機シミュレーション ,  弾塑性解析 ,  J積分 ,  応力拡大係数 ,  機構 ,  孔食 ,  応力 ,  応力歪特性
準シソーラス用語： *試験方法 ,  亀裂モデル ,  SSRT試験 ,  腐食環境 ,  破壊機構 ,  臨界応力

分類 (2件)： 金属材料  (HC04020L) ,  材料試験  (HB02020U)

引用文献 (61件)：

• 1) Japan Society of Corrosion Engineering, “Introduction to material ecology”, p.27 (1993) Maruzen.
• 2) Forum, “Stress corrosion crack propagation testing method in right water reactor environment”, (2009) Japan society of Corrosion engineering.
• 3) Japan Society of Corrosion Engineering, “Q&A on Metallic Corrosion Emergency Call in Corrosion”, p.165 (1988) Maruzen.
• 4) Japan Society of Corrosion Engineering, “Corrosion handbook”, p.101 (2000) Maruzen.
• 5) The nuclear equipment standard maintenance standard for the power generation, JSME S NA1-2002 (2002) Japan Society of Mechanical Engineers.

タイトルに関連する用語 (6件)： 応力腐食割れ ,  進展 ,  過程 ,  評価 ,  試験法 ,  破壊力学