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J-GLOBAL ID：201102236207944622   整理番号：11A1929203

温室効果ガス観測技術衛星「いぶき」による地球環境計測

Global Environment Observation by Greenhouse Gases Observing Satellite (GOSAT) “IBUKI”

著者 (7件)： 横田達也 (環境研 地球環境研究セ) ,  吉田幸生 (環境研 地球環境研究セ) ,  森野勇 (環境研 地球環境研究セ) ,  内野修 (環境研 地球環境研究セ) ,  松永恒雄 (環境研 地球環境研究セ) ,  渡辺宏 (環境研 地球環境研究セ) ,  MAKSYUTOV Shamil (環境研 地球環境研究セ)
資料名： 日本赤外線学会誌  (Journal of the Japan Society of Infrared Science and Technology)
巻： 20  号： 1  ページ： 18-23  発行年： 2010年12月28日 
JST資料番号： L1291A  ISSN： 0916-7900  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 温室効果ガス観測技術衛星GOSAT(愛称「いぶき」)は,2009年1月23日に種子島宇宙センターより打ち上げられた。「いぶき」は大気中の主要な温室効果ガスである二酸化炭素とメタンのグローバル分布とその変動の把握を主目的とした世界初の人工衛星である。また,GOSATプロジェクトは,宇宙航空研究開発機構(JAXA),国立環境研究所(NIES),環境省の三者により進められている。「いぶき」には温室効果ガス観測センサ(TANSO-FTS)と雲・エアロソルセンサ(TANSO-CAI)が搭載されている。TANSO-FTSは太陽の地球表面散乱光(短波長赤外光)と地表面及び大気からの熱放射(熱赤外光)を観測する。TANSO-CAIは雲被覆とエアロゾルの状況を調べるための画像センサである。ここでは,国立環境研究所にあるデータ処理運用施設(DHF)にて処理され,公開されているプロダクトの状況などについて解説する。(著者抄録)

シソーラス用語： *実用衛星 ,  *温室効果ガス ,  二酸化炭素 ,  濃度分布 ,  赤外検出器 ,  気象観測機器 ,  放射計 ,  エアロゾル ,  アルカン
準シソーラス用語： 雲・地球放射エネルギー観測装置 ,  *温室効果ガス観測技術衛星 ,  赤外線センサ

分類 (2件)： 気圏環境汚染  (SB03020M) ,  気象学一般  (DC05010D)

物質索引 (1件)： メタン

引用文献 (3件)：

• KUZE, A. Appl. Opt. 2009, 48, 6716-6733
• 横田達也. J. Remote Sensing Soc. Jpn. 2008, 28, 2, 133-142
• YOKOTA, T. SOLA. 2009, 5, 160-163

タイトルに関連する用語 (6件)： 温室効果ガス ,  観測 ,  衛星 ,  いぶき ,  地球 ,  環境計測