抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
超希薄燃焼場の燃焼診断法として従来から提案している「アセトンOH同時PLIF法」の可能性について報告する。「アセトンOH同時PLIF法」とは燃料流中にアセトンを微量添加して,未燃領域のトレーサとして用い,一方燃焼で発生するOHラジカルを既燃領域のトレーサとして用いて,両者を同時計測して両者の間の「燃焼帯」を間接的に可視化する方法である。従来「燃焼帯」の可視化にはCH等の存在を確認する方法であったが「アセトンOH同時PLIF法」は微量のアセトンで遥かに高精度の結果が得られる。しかし超希薄の場合は通常の「アセトンOH同時PLIF法」では不十分であり,レーザシステムの改善やS/Nの高い画像を得るために検出系のバンドパスフィルタの工夫が必要である。その効果の確認と可視化によって得られた「暗線」の幅の物理的意味を解明した。