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J-GLOBAL ID：201102277699524168   整理番号：11A0140270

アセトンOH同時PLIF法を用いた燃焼診断-超希薄燃焼制御の実現に向けて-

著者 (4件)： 中村祐二 (北大 大学院工学研究院) ,  山田雄一朗 (北大 大学院工学研究院) ,  廣田光智 (室蘭工大) ,  齋藤務 (室蘭工大)
資料名： 可視化情報学会誌  (可視化情報)
巻： 31  号： 120  ページ： 3-8,1(1)  発行年： 2011年01月01日 
JST資料番号： S0973B  ISSN： 0916-4731  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 超希薄燃焼は省エネルギー・環境負荷低減対策として期待される燃焼方式であるが発熱量が小さく安定性に欠ける問題を有する。そこでアセトンOH同時PLIF法の超希薄燃焼診断への適用性についてまとめた。本手法により当量比0.6以下のメタン空気希薄予混合火炎に対してアセトン添加量を燃料の5%以下に抑えつつ十分なS/Nで燃焼帯幅(予熱帯幅)をPLIF画像内にて「暗線」として検出可能であることを示した。従来よりOH-PLIFで使用されているレーザシステムの改良により超希薄燃焼診断,消炎近傍での火炎の振る舞いについて知ることを可能とする。しかし本手法にも長所と短所がありその特性を十分に理解した上で様々な応用分野に適用する必要がある。

シソーラス用語： 蛍光 ,  *同時計測 ,  計測システム ,  診断 ,  *希薄燃焼 ,  燃焼制御 ,  比率 ,  空気 ,  火炎構造 ,  キャラクタリゼーション ,  脂肪族ケトン ,  アルカン ,  ヒドロキシ基
準シソーラス用語： ヒドロキシル基 ,  *PLIF【蛍光】 ,  当量比 ,  燃焼診断 ,  OH基

分類 (3件)： レーザの応用  (BD04100V) ,  燃焼一般  (XE04010W) ,  測光と光検出器一般  (BD07031F)

物質索引 (2件)： アセトン ,  メタン

引用文献 (31件)：

• 環境省. 環境省HP, 小型規模燃焼器の低NOx化技術一覧. http://www.env.go.jp/air/osen/shokibo/04.html
• HAYASHI, S. Short-flame/Quick-quench : A unique ultralow emissions combustion concept for gas turbine combustors. Proc. Combust. Inst. 2000, 28, 1, 1273-1280
• ALLEN, M. G. Digital imaging of reaction zones in hydrocarbon-air flames using planar laser-induced fluorescence of CH and C2. Optics Letter. 1986, 11, 3, 126-128
• CHEN, Y. C. Simultaneous Rayleigh scattering and laser-induced CH fluorescence for reaction zone imaging in high-speed premixed hydrocarbon flames. Applied Physics B. 1997, 64, Issue 5, 599-605
• VAGELOPOULOS, C. M. An experimental and numerical study on the adequacy of CH as a flame marker in premixed methane flames. Proc. Combust. Inst. 2005, 30, 1, 241-249

タイトルに関連する用語 (4件)： アセトン ,  PLIF ,  燃焼診断 ,  希薄燃焼