キネトコア依存的微小管救済は初期有糸分裂における効率的で維持された相互作用を保証する

GANDHI Sapan R.; GIERLINSKI Marek; GIERLINSKI Marek; MINO Akihisa; TANAKA Kozo; KITAMURA Etsushi; CLAYTON Lesley; TANAKA Tomoyuki U.

文献

J-GLOBAL ID：201102236816579388 整理番号：11A1829700

キネトコア依存的微小管救済は初期有糸分裂における効率的で維持された相互作用を保証する

Kinetochore-Dependent Microtubule Rescue Ensures Their Efficient and Sustained Interactions in Early Mitosis

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資料名：
巻： 21 号： 5 ページ： 920-933 発行年： 2011年11月15日
JST資料番号： W1692A ISSN： 1534-5807 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：オランダ (NLD) 言語：英語 (EN)

適切なキネトコア-微小管相互作用を保証するためにいかにキネトコアが微小管動態を調節するかは知られていない。ここでは,Saccharomyces cerevisiaeの初期有糸分裂時の調節機構を研究した。微小管が収縮してそのプラス端が外側表面に結合したキネトコアに到着すると,微小管末端はキネトコアを繋留しようとした。この過程はしばしば失敗し,この失敗に応答して微小管救済(収縮から成長への転換)が起き,微小管末端からのキネトコア脱離を防いだ。この救済はキネトコアから微小管末端へのStu2移動(脊椎動物XMAP215/chTOGのオルソログ)により促進した。一方,キネトコア遠位での微小管救済もまたStu2により促進され,それはキネトコアから微小管に沿ったキネシン8モーターKip3により輸送された。救済に伴う微小管伸展は他の広範点在するキネトコアとの相互作用を促進し,微小管によるキネトコアの完全セットの捕集における長い遅延を低減した。したがって,キネトコア依存微小管救済は初期有糸分裂における効率的で維持された相互作用を保証する。Copyright 2011 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

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細胞分裂・増殖

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