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J-GLOBAL ID：201102237067852966   整理番号：11A1068643

茅ケ崎市における指標種を用いた市民参画による環境評価調査

Biodiversity mapping by citizens based on an indicator species survey in suburban Chigasaki City

著者 (11件)： 浜口哲一 (神奈川大 理) ,  青木雄司 (日本哺乳類学会) ,  石崎晶子 (パシフィックコンサルタンツ) ,  小口岳史 (茅ケ崎野外自然史博物館) ,  梶井公美子 (パシフィックコンサルタンツ) ,  小池文人 (横浜国大 大学院環境情報学府) ,  鈴木仁 (パシフィックコンサルタンツ) ,  樋口公平 (日本野鳥の会) ,  丸山一子 (日本爬虫両棲類学会) ,  三輪徳子 (神奈川県植物誌調査会) ,  森上義孝 (三翠会)
資料名： 保全生態学研究  (Japanese Journal of Conservation Ecology)
巻： 15  号： 2  ページ： 297-307  発行年： 2010年11月30日 
JST資料番号： L4819A  ISSN： 1342-4327  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 神奈川県茅ケ崎市において,指標種を用いた環境評価調査を行った。この調査は,望ましい自然環境を想定しそれを指標する動植物種の分布調査に基づいて評価を行ったこと,調査区域の区分や指標種の選定などの計画立案から現地調査にいたるまで市民の参画があったことに特徴がある。まず市民による議論をもとに里山(森林,草地,水辺)や海岸など,住民の心情や生物多様性保全の観点から望ましい自然環境を決め,それらに対応する合計163種の指標種(高等植物,昆虫,脊椎動物)を決めた。集水域に対応し,また人間が徒歩で歩き回る範囲程度の空間スケールである76の小区域(平均0.47km²)において,一定の努力量の上限のもとで最も発見できそうな地点を優先して探索する方法で指標種のマッピングを行った。小区域ごとの出現種数をもとに小区域単位の評価マップを作成したほか,詳細な地点情報を用いて保全上最も重要なコア地域を明らかにすることを試みた。(著者抄録)

シソーラス用語： 神奈川県 ,  *指標生物 ,  住民参加 ,  *環境アセスメント ,  自然環境 ,  *自然保護 ,  海岸 ,  地域 ,  生物多様性 ,  環境保全 ,  地図
準シソーラス用語： 市民参画 ,  里山

分類 (1件)： 自然保護  (SB06000L)

引用文献 (16件)：

• 茅ヶ崎市. 改訂茅ヶ崎市環境基本計画. 2002
• 茅ヶ崎市. 自然環境評価マップで茅ヶ崎の自然を見てみよう. 2006
• 茅ヶ崎市. ちがさきクロニクル1945-2002. 2006
• 茅ヶ崎市. 統計年報. 2009
• 茅ヶ崎市. 茅ヶ崎市みどりの基本計画. 2009

タイトルに関連する用語 (3件)： 市民参画 ,  環境評価 ,  調査