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J-GLOBAL ID:201102237161258040   整理番号:11A1609629

マウス卵母細胞におけるEMI2のりん酸化を介した中期II休止でのマイトジェン-およびストレス-活性化蛋白質キナーゼ1,MSK1,の潜在的関与

Possible involvement of mitogen- and stress-activated protein kinase 1, MSK1, in metaphase-II arrest through phosphorylation of EMI2 in mouse oocytes
著者 (3件):
資料名:
巻: 359  号:ページ: 73-81  発行年: 2011年11月01日 
JST資料番号: C0522A  ISSN: 0012-1606  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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排卵された卵母細胞は第二減数分裂の中期で休止する。Xenopus卵母細胞での中期II休止は,Mos-MAPK経路の下流にあるRSKによって調節される。RSK1/RSK2/RSK3三重ノックアウトマウスは明らかな表現型を示さないので,マウスではRSK以外の他のキナーゼが中期II休止に応答しているようである。本報で,Mos-MAPK経路のもう一つの下流キナーゼとして知られているMSK1,マイトジェン-およびストレス-活性化蛋白質キナーゼ1の細胞内局在と潜在的役割をマウス卵母細胞で示した。免疫染色分析は,MSK1が胚胞(GV)と中期II段階でそれぞれ卵母細胞のGVと細胞質にあることを示した。MSK1の活性,りん酸化型は中期II紡錘体に優先的に局在した。MSK1活性の阻害は,中期II板内での姉妹染色分体整列維持を失敗した。重要なことに,MSK1は減数分裂細胞周期調節剤EMI2の4つのSer/Thr残基のりん酸化能を示した。このりん酸化は,卵母細胞でのEMI2活性の上方調節に必要であった。これらの結果は,マウスMSK1がEMI2りん酸化を介した中期II休止で重要な役割を果たすことを示唆した。Copyright 2011 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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生殖器官  ,  細胞分裂・増殖 

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