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J-GLOBAL ID：201102237366906509   整理番号：11A0179654

MIMOフェージングエミュレータ型OTAシステムの簡易構成法~マルチパス遅延波環境生成を特徴とする~

Simplified Configuration of MIMO Fading-Emulator-type OTA system-For Creating Multipath-Delay-Spread Environment-

著者 (3件)： 唐沢好男 (電気通信大 先端ワイヤレスコミュニケーション研究セ) ,  小佐古昂 (電気通信大 先端ワイヤレスコミュニケーション研究セ) ,  清水昌彦 (富士通研究所 YRP研究開発セ)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 110  号： 347(AP2010 118-132)  ページ： 79-84  発行年： 2010年12月10日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： MIMO通信端末を模擬電波環境で評価したい場合には,OTA(Over-the-Air)状態での測定評価環境が必要になる。具体的な構築法には,周囲に仮想散乱体アンテナを配置してフェージング環境を作り出すフェージングエミュレータ型と,電波反射箱型(Reverberation Chamber)環境とがある。本稿では,フェージングエミュレータ型MIMO-OTA測定系を取り上げ,その中でも,構成が簡易なアンテナブランチ制御方式に着目する。この方式は,もう一つの方式であるパス制御方式と違って,制御の主要部に,汎用機能を有するフェージングエミュレータを持たないため,遅延波生成が容易にできないと言う弱点があった。本稿では,この弱点を解消する方法を提案する。(著者抄録)

シソーラス用語： *通信装置 ,  エミュレータ ,  多経路伝搬 ,  伝搬特性 ,  通信路モデル ,  FPGA ,  信号処理 ,  Rayleighフェージング ,  *通信測定
準シソーラス用語： *MIMO通信 ,  フェージングエミュレータ ,  遅延スプレッド ,  ディジタル信号処理

分類 (2件)： 無線通信一般  (ND08010L) ,  通信測定一般  (ND03000R)

引用文献 (12件)：

• 岩井浩. 信学論 (B). 2008, J91-B, 9, 960-971
• 坂田勉. 角度スペクトラムが設定可能な端末MIMOアンテナ測定用空間多重波生成装置. 信学技報. 2008, A.P2008-3, 13-18
• 3GPP. Text Proposal for MIMO OTA report (TR 25.xxx). 2009
• HOLLOWAY, C. L. IEEE Trans. Antennas Propagat. 2006, 54, 11, 3167-3177
• CORONA, P. IEEE Trans. Elecromagtn. Compat. 2000, 42, 2, 111-115

タイトルに関連する用語 (8件)： MIMO ,  フェージング ,  エミュレータ ,  OTA ,  簡易 ,  マルチパス ,  遅延波 ,  環境