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J-GLOBAL ID:201102237383734851   整理番号:11A2001050

夏季における浅層地下水面付近の脱窒によって生成される酸化二窒素の上方拡散 ライシメータ-による実験

Upward diffusion of nitrous oxide produced by denitrification near shallow groundwater table in the summer: a lysimeter experiment
著者 (6件):
資料名:
巻: 57  号:ページ: 719-732  発行年: 2011年10月 
JST資料番号: W1879A  ISSN: 0038-0768  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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農耕地土壌から直接的および間接的な酸化二窒素(N2O)の発生量を決定するためには,下層土および浅層地下水で生成されるN2Oの動きは重要である。夏季において,浅層地下水面付近から発生する多量のN2Oは大気に向かって上方に拡散するという仮説を検定するため,大豆-小麦(SW)および陸稲(UR)の転換畑でライシメータ-による実験を行った。その結果,UR区の排水における溶存N2O濃度は夏季には0.4mgN L-1以上となったが,SW区では0.1mgN L-1以下であった。安定同位体自然存在比(δ15Nおよびδ18O)の試験では,夏季では,地下水面付近のN2Oの生成には脱窒が主要なプロセスであることが明らかとなった。UR区では,土壌表面でのN2Oフラックスは浅層地下水面付近と類似しており,上記の仮説の正しさを確証した。また,低土壌含水量によって,N2Oの上方拡散および高溶存N2O濃度が推進されることが示唆された。
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分類 (1件):
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土壌生物 

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