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J-GLOBAL ID：201102237886389760   整理番号：11A0607849

強磁性ナノワイヤにおける磁気ドメイン壁の真性ピン止めの観察

Observation of the intrinsic pinning of a magnetic domain wall in a ferromagnetic nanowire

著者 (13件)： KOYAMA T. (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  CHIBA D. (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  CHIBA D. (JST-PRESTO, Saitama, JPN) ,  UEDA K. (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  KONDOU K. (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  TANIGAWA H. (NEC Corp., Kanagawa, JPN) ,  FUKAMI S. (NEC Corp., Kanagawa, JPN) ,  SUZUKI T. (NEC Corp., Kanagawa, JPN) ,  OHSHIMA N. (NEC Corp., Kanagawa, JPN) ,  ISHIWATA N. (NEC Corp., Kanagawa, JPN) ,  NAKATANI Y. (Univ. Electro-communications, Tokyo, JPN) ,  KOBAYASHI K. (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  ONO T. (Kyoto Univ., Kyoto, JPN)
資料名： Nature Materials  (Nature Materials)
巻： 10  号： 3  ページ： 194-197  発行年： 2011年03月 
JST資料番号： W1364A  ISSN： 1476-1122  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ナノワイヤの線幅を変化させることにより,電気的磁気ドメイン壁駆動のための真性ピン止め強度を制御できることを,垂直磁化したCo/Niナノワイヤを用いて報告した。断熱スピントルクによる電気的磁化反転には,真性ピン止めのために駆動電流にしきい値が存在すると予測されていた。本研究では,電子線リソグラフィーとイオンミリングより,Co/Ni多層膜から調製した種々の線幅を持つCo/Niナノワイヤと電極及びホールプローブからなるデバイスを作製し,真性ピン止めがしきい電流値を決定し,断熱スピントルクがドメイン壁移動を支配していることを明らかにした。しきい電流値が外部磁場に依存しないことも示した。

シソーラス用語： *強磁性体 ,  *ナノワイヤ ,  *多層膜 ,  コバルト ,  ニッケル ,  マグネトロンスパッタリング ,  スパッタ蒸着 ,  ケイ素 ,  基板 ,  *磁区 ,  *ピン止め ,  磁壁 ,  磁化反転 ,  電流 ,  閾値 ,  トルク ,  断熱過程 ,  強誘電分域 ,  スピントルク
準シソーラス用語： ドメイン壁運動 ,  駆動電流 ,  磁気ドメイン ,  磁区壁

分類 (1件)： 金属の磁区及び磁化過程  (BM06112D)

タイトルに関連する用語 (6件)： 強磁性 ,  ナノワイヤ ,  磁気 ,  ドメイン壁 ,  ピン止め ,  観察