抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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東京工業高等専門学校におけるコミュニケーション力やリーダシップ力を含む総合的な人間育成のために行っている様々な取り組みの中から,学外の教育力を用いたいわゆる共同教育(コーオプ教育)として行われている,1)新インターンシップ,2)地域産業論,3)海外インターンシップについて詳しく報告した。1)は,学生が相手先企業の優れた技術や製品を学び,それらをいかに一般の人にわかりやすく伝えるかを目的とした広報企画宣伝型のインターンシップである。具体的な手順やイベントでのプレゼンテーションテーマについて述べた。参加した学生へのアンケート結果を紹介した。2)は,地元の八王子市や中小企業5社との連携により,市の職員や企業の社長による集中講義と地域産業実地調査形式で開講される科目である。地域産業論の特徴や学生たちからの代表的な感想を紹介した。2010年夏より実施した3)の派遣先は,タイ4名,マレーシア2名,中国7名であった。事前準備,派遣先企業の業種,インターンシップの内容,期間,リスク管理などについて述べた。参加した学生たちの一番の収穫についての感想を紹介した。これからの本格的な共同教育に向けての取り組みについて考察した。